2015-06-12

終息を願って  NO 4218

http://happy.train.net/特急日本海 我が生野区は韓国の人達が多いし、御幸森のコーリャンタウンを訪れる観光客も多い。

朝の喫茶店で5人の女性達の会話が聞こえて来る。皆さんは随分前から韓国旅行を計画されていたみたいで、韓国内で問題になっている感染症でどうするべきかと話し合っていた。

「1周間もすれば落ち着くわよ。大丈夫よ。行こうよ」「でも感染したら隔離されて帰国出来なくなるわよ」「旅行の医療保険も加入しておいた方がよいみたいね」「隔離対象になったら医療費は国家が負担するニュースもあったわ」

そんなやりとりが聞こえて来たが、最も年長者らしい人物が次のように言われた。

「もしも感染したことが帰国してから発覚したら大変よ。近所の人やお友達から迷惑がられることは確かよ」

その言葉が結論を見出したようで、幹事が旅行会社に電話を入れて延期することになっていた。

韓国へは2時間も飛べば着く近さだが、一連の領土問題もあって訪れる観光客が激減しているそうだが、今回の感染症問題が一層大きな悪影響を及ぼしそうである。

友人に韓国人も多く、何度か結婚式に出席したことがあるが、披露宴での友人という立場は大歓迎されるものでびっくりしたが、若い時代から酒が飲めないタイプだったのでその対応が大変だった。

昔、社員の仲人を頼まれたことがあった。結納を持参して花嫁さんの実家を訪れることになったが、青森県の八戸の山間部で、三沢空港からバスとタクシーで随分移動したことを憶えている。

勉強しておいた儀礼的なやりとりが済むと会食が準備され、親戚や地元の人達が大勢集まられ、方言で意味不明なことも多かったが、そんな中で「神様」という言葉で酒を勧められるので参った。

「神様」とはその地で仲人を務める立場の呼称で、飲めない酒を飲んでいたら気分が悪くなり、その日に宿泊を予定していた浅虫温泉のホテルをキャンセルし、特急「日本海」の寝台で帰阪することにしたが、風邪気味が重なり発熱。38度以上の高熱で横たわって藻だったことが忘れられない。

その時の体験談を書いたこともあるが、もう一度再掲すると信じられない車内アナウンスがあったから。

「この列車の車内販売はございません。途中の停車駅でも売店は閉業時間でお弁当や飲み物の販売はございません。売店がオープンいたしますのは福井駅からの時間帯で、発車までにこの青森駅でお買い求めむださい」

今日の写真は特急「日本海」の最後尾を。
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