2006-09-24

ゴッドハンド!  NO 1637


 昨号には誤変換がいっぱいで羞恥の極み。慌てていたことと睡眠不足が原因したのだろうが、山口県のホテルでの予定をすべて終え、先に九州入りをしていた専務と合流するために関門海峡大橋から九州自動車道へ入った。

 週末からか太宰府から先に渋滞情報、予想される危険そのものの追突事故に巻き込まれないように安全運転に心掛けた。

 さて、昨号の110番について「どうしたの?」と、電話やメールがびっくりするほど多かったので事実を書くが、パーキングエリアで待機することになった時間ロスの原因は、
予想外に走行車線に存在していた動物だった。

私に見えたのは毛布で包まれた変なもの。その後に遭遇した人達が何人も110番したそうだが、誰かの車が高速道路に迷い込んだ「鹿」に激突し、その後に通過した人達が驚くことになったという出来事だった。

 どうやら最も早く電話したのが私だったようで、電話を受けた警察官が万が一の確認のために「そこに居てください」ということになった訳である。

 高速道路を管理するパトカーが現地に急行、やっと判明した事実を電話によって教えられたが、「鹿でした」という言葉に手を合わせ、心配していた女性ドライバーに伝えるとホッとした表情でエンジンを掛けて走り出した。

 専務と合流後、諫早から有明の見える道路を北進、古くからの知友の会社に寄り道。そこで社長夫妻の帰りを待ち、食事だけご一緒をと考えていたが、「ごゆっくりとお過ごしを」と配慮いただき食事したホテルに宿泊。

「この人は最高!」という整体師「南関の嘉名」先生の予約までしてくれており恐縮。バルコニー付きメゾネットタイプのプレジデンタル・スイートの部屋で疲れを癒すひとときを過ごしている。

  深夜に温泉である大浴場に行ったら、そこで交わされる会話は子供達を含めて中国語ばかり。台湾か中国かは知らないが、大半が中国系の人達。最近の九州は何 処に行っても韓国語と中国語を耳にすることが増え、八代と鹿児島を結ぶ九州新幹線の「つばめ」の社内にもハングル文字と中国語の案内がされている。 

 明日、数箇所の出張予定先があるが、すべてを回ると深夜の帰阪に苦痛を感じる。フェリー利用という行程もあるが、朝帰りはどうも生活リズムを狂わせるよう。そこで2箇所ほど割愛するこにし、中国道か山陽道にするかの決断で左右されることになる。

 この原稿を打っているとチャイムが鳴った。下に降りてドアを開けると依頼されたらしい夜食が運ばれてきて恐縮、その配慮に手を合わせた。

 今日走った九州路、季節は秋そのものを物語る彼岸だが、中でも白い花の曼珠沙華が印象的。法華経の梵字にゆかりある「天上の花」という反面、「幽霊花」「地獄花」と呼ばれる不思議に興味を抱く。

 南国の秋が我が大阪の地に近付くが、台風だけは何処かへ逸れて欲しいと願ってしまう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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