2013-03-25

函館のこと  NO 3231


 午前中に行われていたお葬式に参列。脹脛を痛めているところから往路はタクシーを利用した。

 式場の前の広い空間に黒塗りのハイヤーが10台ぐらい並んでいる。火葬場までの随行車?と疑問を感じて玄関にいたスタッフに確認したら、それらは会葬に来られた大企業の役員さん達の専用車だった。

 昨夜の帰路はスタッフに送って貰ったところから地下の駐車場から乗ったが、大阪市立やすらぎ天空館という式場は、重なっていないと70台の地下駐車場が使えるので便利だが、こんなケースは珍しいことだった。

 いつも取れなくて数日待たなければならないこともあるが、今回は本当に恵まれていたようで、お通夜もご葬儀も弊社のお客様だけだったので静かな環境での葬送となった。

  お寺様がご多数入っておられる。今回のご宗旨の開祖は「声明(しょうみょう)」を考案された人物として知られており、耳に聞こえるご読経の声が音楽的で何 とも言えないような心地よさを感じる。参列された方々は、きっと不思議な空間のひとときを過ごされ、こんな「お経」の流れがあるのだと感嘆されたと拝察す る。

 弔電の代読があったが、大企業のトップや役員さん達のものが全てオリジナルな文章内容なので感銘を受けた。肩書で順位を決定するの ではなく文章内容で決めるべきという思いを抱いて来たこれまで。いつもNTTの略式統一形骸文章に辟易してきたが、ここまでオリジナルな文章内容で届けら れるとはと心の中で拍手をする思いだった。

 昨日にスタッフにアドバイスしておいたこのご宗旨の独特の「ご法儀」だが、言葉で伝えても理 解が難しかっただろうが、過去の記録映像で確認したそうで対応されており、ベテラン社員も「初めて知りました」とびっくりしていたが、きっと担当していた 弊社の女性司会者も初めて目にしたものだっただろう。

 何事も体感に勝ることなしという言葉があるが、人間「死ぬまで勉強」と「生涯教育」という言葉を思い出した。

 結びに「幸せ列車」のコラムに久し振りに「エゾリスさん」の投稿が掲載されていた。過去の函館の大火について書かれていた。

昨秋に函館に行った際、お世話になったタクシーの車内で、子供の頃に聞いたことのある「洞爺丸台風」の被害について運転手さんから教えていただいたが、こんな大火が何度も発生していたとは知らず、大火災の恐ろしさを改めて学ぶことになった。

 東南海地震のことが心配だが、関連する二次災害として火災の発生について考えておくべきで、函館の大火の記事は教訓として知っておきたいことである。上部の<HOME>からどうぞ。
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