2012-07-11

悲劇の裏側で  NO 2983


 我が生野区の「区花」は「紫陽花」だが、梅雨の時期のなるとあちこちで目にするようになる。そんな「紫陽花」を塾生の一人がブログに写真で紹介していたが、<こんな紫陽花が!>と思うような花もあったのでご興味があれば是非どうぞ。

 彼女は腱鞘炎に悩まされながらもずっと更新を続けており、もうすぐ2000号を迎えるのだから立派なものだが、年間に10万キロをはるかに超えてしまうほど車の移動が多く、いつも事故に遭遇しないようにと手を合わせている。

グーグルやヤフーで「葬儀 広島 司会」や「葬儀 岡山 司会」で検索されたらトップに「PIPI」と出て来る筈だが、もしも「イオン」がトップに出て来たら、それは広告なのでお間違いのないように。

「ぴぴ」とは「ひよこ」をイメージしたネーミングだが、そのホームページを制作された方の感性と技術にはびっくり。他に存在する制作品も拝見したが、その高度なレベルには脱帽だし、弊社の女性司会者のプライベートHPも同じ作者である。

さ て、かの有名なデヴィ夫人が「独り言」というタイトルのブログを有されていることを知った。問題になっている大津の中学生自殺事件について、加害者や親の 写真から勤務先まで掲載したのだから話題を呼んだのは当たり前だが、炎上する騒ぎに発展し、サーバー側がアクセス出来ない対応を取り、写真の掲載を削除 し、姓名もイニシャル表記することになったと報じていた。

 同じ「独り言」から興味を抱き、実際にそのブログを訪問したが、加害者の親達の発言や行動までも書かれており、こんな情報をどこから?と、疑問を抱いてページを閉じた。

この事件、学校側と教育委員会の対応に批判が集まっていたが、滋賀県警がチームを作り、委員会と学校の家宅捜査に着手したニュースもあったが、前にも書いた「非」を認めることしか「悲」を癒すことは不可能で、大人達が保身だけに行動しているようで情けなく思った。

 一方で、中学生達が「思い出作り」と称して、高齢者の人達に暴行を繰り返し検挙されたニュースもあったが、被害者の無念さとやるせなさを拝察するとあまりあるものがあり、なんでこんな愚かな行動をする連中がいるのだと腹立たしい思いに駆られた。

 自殺事件に至った加害者も、この暴行事件の加害者も同じで、愚かな友人と出会ったことが「人の道」から外れたものだが、「類友」という言葉があるように、互いに磁石のように惹かれ合う必然があったような気がする。

 私の口癖に「加害者になるな。被害者になるな」というのがあるが、それは「命」の仕事に携わってきた人生観から身を以って学んだことで、彼らの親や教員達の育みの道が誤っていたことになるだろう。

何 度も紹介している「幸せ列車」のメールマガジンだが、葬儀に関するテーマで発信されている時、高校生が申し込みをしてくれたことを知って嬉しくなった。上 述の口癖や安全運転の重要性を知ってくれるだけでも人生がプラスになるだろうし、事件を起こした愚かな中学生達が「人の死の悲しみ」を学んでいたら絶対に 加害者にならなかっただろうと悔やまれてならない。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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