2004-03-06

お薦めのコラムです。   NO 722

長嶋名誉監督が入院されたという衝撃的なニュースが報じられていた。

 巨人ファンではないが長嶋さんのファンである私、心からお元気になって退院されることを祈念しているが、容態安定という今日のニュースでホッとする。

 球界デビューされ脚光を浴びられたのは、私が小学校から中学校の時代。青春時代には花形大スターとして活躍され、多くのファンを魅了されてきた偉大な方。寄せられたメッセージにも「国民の宝」や「国の宝」という表現があった。

 現役、引退後とあちこちでの「語録」が大好き、それこそオリジナリティの高いミスターらしい言葉遣い。「?」を抱くことも少なくなかったが、この人だから許されるという独特の人物観を感じていた。

 金田、杉浦、野村、村山さんなど、往年の名選手とのエピソードに事欠かない方だが、多くの方々が全快されることを祈っておられるだろう。

 今、4日越しの葬儀を担当している。お寺様は地方から。最近の大阪では珍しい大勢のご人数。「しきたり」の異なりによる時間調整を心配している。

 故郷の「本家」の関係で檀那寺が地方というケースは少なくないが、最近、「大阪の方ですべてを進めてください」ということが増え、戒名さえも大阪側でということも多くなってきている。

 我々は、葬儀のプロ。お寺様の紹介には神経質になる。多くの互助会さんのように契約寺院の斡旋?を積極的にする気はなく、本家とそのお寺のご了解を得てからしか動かないが、高齢のお寺様の場合には「そちらですべてを」という結果となり、一抹の寂しさを覚えている。

 式場としてご要望をされたお寺だが、今、大相撲大阪場所の部屋となっており、ご多数の参列者が予想されるところから大規模葬儀に便利な式場を提案申し上げた。

 一方で、昨日に書いた若者からメールが入っており、宿泊したホテルが気に入ったそうで「また、泊まりたい」と書いていた。

 パソコンがありインターネットは勿論のこと、ビデオデッキ、レンジもあり、CDも聴けるそうでスピーカーが天井から吊るされ、ベッドに寝転んで聴くには最高の環境。その音質が素晴らしかったそう。

 さて、トータライフ協会のメンバー達が発信しているコラムを訪問していると、北海道の室蘭・苫小牧市民斎場の「めもりあるトピックス」に「臨床心理」のことが触れられてあった。

 悲しみのプロ集団でもある日本トータライフ協会だが、東京在住の副理事長もケアについて研究する専門家。

死を迎えてから「葬」が始まるのではなく、その日を迎えられるまでの家族のケアも大切なこと。事前相談という名前だけの囲い込み戦略が潮流となっている葬祭業界にあって、我が協会は、そんなことを真剣に研鑽している。

 ご興味があれば、弊社HP内のリンクページから、どうぞ北海道へ。
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