2005-08-15

ご仏縁に感謝  NO 1241


 今、来月に担当する仕事の難しいプロデュースを進めている。どんなシナリオを描くか何十通りの場面を思い浮かべ、自分のイメージにあった世界を創造する。

 それらはキャスティングを変更するだけで全く異なるシナリオとなってしまう。だから何百通りの中から最善のストーリーに結びつけることになるので大変だが、こんな場合は消去法に限る。<?>と<if>を大切にしながら絵を描き、そこから色付けに入っていく。

 遠方のお寺様で行われるお通夜に行く前に来客、そこでスケジュールが大きく変更されることになり<応援を>と事務所を覗いたら皆大忙し、とても言い出せる状況でなく断念した。

 しばらくするとチーフ・パーサーが帰社、<ラッキー>と思ったら彼女は大変な仕事の担当責任者となっていた。

 このお客様も遠方の方、元教育長をされており会葬者人数の予想が立たず大変だ。

 お庭の広さが半端じゃない。ご当家出入りの大工さんに足場のスロープを設置しようと進めたら、お盆のオヤスミ何処もどうにもならず、ご近所の皆さん総出で日曜大工の大仕事にご協力。

ご自宅で行われるお通夜と葬儀、この暑い時期を考えると頭が痛いが、享年100歳という尊寿に肖れるようにと頑張ろう。

 お通夜の式場となったお寺様、昨日に書いたように驚嘆の設備。食事が出来る部屋は一流ホテルクラスの空間、別にツインベッドのご遺族の部屋もあるし、和室の部屋はご親戚の皆さんから「高級旅館みたい」というお言葉も。

  100畳以上のご本堂が凄い。徹底して研究されたハイテク仕掛け、コンピューター制御で畳の一部がせり上がりシアター形式になってくるし、座禅の場合には 異なる部分に特殊な仕掛け。特許申請されている設備があちこちに散りばめられており、全国から見学で来られる人が多いそう。

 ご住職から2時間ほどご高説を拝聴したが、「これからのお寺は檀家さんの立場で客観的に考えるべき」とおっしゃられたことが印象的。そこには見事なホスピタリティが完成していたので感服と賛辞、世の中の広さを改めて学ばせていただいた。 

 ご導師のピンマイクだけではなく、私のピンマイクまでセッティングされている。スピーカーは5メートルの高さのある天井に埋め込まれているが、一般的葬儀社以上の音質が確認された。

 お話の中で檀家さんへの講演依頼をご要望くださって恐縮の極み、「謝礼なし」「音響設備持込」という条件でお受け申し上げた。

 日付が変わったのでここでエンターボタンとなるが、このお寺様のご教導から触発されたことが多く、後日に改めて書かせていただくということで・・・・・・合掌
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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