2004-08-18

非文化人?  NO 886


 雷雨の一夜が明け、強い日差しの中に秋の訪れが近い風情を感じると思っていたら、また台風が近付いており、明日の葬儀に影響がありそうだ。

 夏の甲子園も白熱だが、新聞はオリンピックの話題に集中。日本選手の活躍が報じられている。

 そんな中に卓球の「愛ちゃん」の健闘があった。彼女の秘められた武器となっている「王子サーブ」だが、この「王子」は大阪の阿倍野区にある地名だ。

 王子サーブを発案したのは作馬六郎氏。私も卓球をやっていた歴史があり、現役の時代に何度かプレーやお話しをしたことがある。

 当時からいくつもの変則的なサーブを発案されており、彼や弟子さん達との対戦で苦労させられた思い出もある。

 中でも強烈だったのが一時的に流行した「斜めぶっつけサーブ」だが、あまりのボール変化にルールが改正されたぐらいで、掌を開けて垂直に放り上げる範囲という制限が生まれた背景がある。

 一方で、ゴルフの「藍ちゃん」も話題を呼んでいる。両者に共通するスター的なフィーリングに人気が高いようだが、実力はどちらも本物みたい。今後の活躍を期待する。

 今日、スタッフの1人が午後に早退を。お母さんが手術のために入院されるそうで、その大成功を祈っている。

  彼女、入社してから3ヶ月の研修期間を経て正社員となった。研修中の仕事振りは立派なもの。「葬儀社でこんな仕事をするなんて『想像』もしませんでした」 と驚いているが、感性を活かして様々な『創造』の仕事を担当してくれており、弊社のこれからの新しい仕事にグローバルなパワーを発揮してくれると喜んでい る。

 今日はおかしな電話もあった。いきなり「貴社のホームページを作りませんか」と言われ、開設していると伝えると「検索で引っかかるようにしませんか」と返ってきた。

 弊社のHPは、そこそこのアクセスがあり、あまり逆らわないようにお断りをしたが、確認してから電話をしなさいと返したかった。

 また、夜にテレビの出演依頼の電話があった。テーマが「お墓」だそうで生放送ということ。しかし、出演する数人の芸能人がお笑い系。これも丁重にお断り。

 葬儀やお墓のことを採り上げるなら、胡坐の姿勢ではなく正座をして取り組むべき。それが私の体験から生まれた信念でもある。興味本位は大嫌い。葬儀社が文化人として認識されるのはいつのことだろう? 一抹の寂しさを覚えた出来事だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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