2006-03-14

院内巡り  NO 1454


 これまでの生活では考えられなかったほど早い時間に消灯就寝、お陰で午前4時と5時頃に目が覚めた。

 6時頃に看護師さんが血圧測定、7時過ぎにお茶、8時前に朝食が運ばれた。野菜の多い健康食、デザートにネーブルオレンジ1個と牛乳がセット。ご飯が200グラムから150グラムに変更された。

 食事を終えてから2階にあるコンビニへ買い物に。降りる時にエレベーターを使わず、160段ほど階段を下った。

 部屋に戻ると、今日の検査説明で女医さんが来室、造影CTについてマニュアル的な質問を受けたが、1年ほど前、近所の病院で造影剤漏れで大変な目に遭った体験談を伝えた。

 その検査が行われたのは昼前、昨日のレントゲン撮影と同じフロア、すぐに名前が呼ばれて撮影に。造影剤を入れる注射針が差し込まれた場所は手の甲、小指と薬指の間だったが、昨年の失敗時に体験することがなかった「身体が熱くなる」感じが確かにあって成功。

 自室のフロアにあるナース・ステーションに終わったことを報告、診察券を預けようと思ったら「お持ちください。今日は、いっぱい検査がありますから」と返された。

 部屋に戻るとお茶が準備され、タオル大のオシボリが置かれていた。手にすると冷めている。しかし、今日の昼食は「保留」になっており、午後の検査が終わってからのよう。

そんな時間帯に外が消防車のサイレンで騒々しい。しばらくすると数機のヘリコプターまでやってきた。<?>と思って窓のブラインドを開けたら、斜め前にある15階建てマンションの12階で火災が発生していた。

 真っ黒い煙からも大変な様子。螺旋の非常階段を上下する消防隊員の姿もはっきりと見え、テレビのニュースでも中継映像が。数人が煙を吸って病院に運ばれたそうだが、軽症であることを祈っている。

 男性の看護師さんが多くなっているそうだが、昨日から2人の男性看護師さんが来室、血圧と体温測定を担当、「看護師の**です」と元気な声が頼もしい。

 午後から順に検査を受けてきた。恐ろしい検査、痛~い検査、恥ずかしい検査、苦しい検査から興味を抱いていた検査まで、昼食抜きで回ってきた。辛かったのは肺機能検査、肺活量が少しだけダウンしているようだったが、予想以上に回復している数値が出たので安堵した。

 今日の最終は消化器系の検査、35歳の時に十二指腸潰瘍を体験、それからずっと痛みはないと病歴に書いておいたが、「年齢ですから、やっておきましょう」と勧められ、明後日にカメラでチェックすることになった。

 明日は朝から耳鼻咽喉に関する検査、あちこちで採血されて貧血になりそうだが、しっかりと食欲があるので安心だ。

 今週中に検査結果が集約される。「健康生活を続けてください」と退院になれば嬉しいが、何かが引っ掛かって当たり前の年代、<さて、何が出るか?>と思いながら、病室の白い天井を眺める時間を過ごしている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net