2009-04-25

ご心配なく  NO 2402


 諸事情で3日間の休載となった。週初めのPTリハビリで杖を手に病院の外を一周半し
たり、階段を使った訓練もあってハードな内容だったし、水曜日には、同じPTの6人の
先生方に囲まれてハイレベルなリハビリ体験もあり、少し疲れていた体調が軽い頭痛とな
って表れたので慎重に対応したのである。

 お陰で木曜日のSTをキャンセル、その日の夜に予定していた眼科検診も取り止め、昨夜に受けてきた。

 その眼科の待合室での出来事だが、先におられた患者さんは4人ほど、この調子なら30分ほどの待ち時間と思っていたら急患が飛び込んできた。お母さんに連れられた小学生が、ティッシュで目の付近から血が流れ出るのを抑えている状況にみんなが凍りつく思いだった。

 先にその子が診察室に入ったが、お母さんが責める怒声に罵声が普通じゃない。あまりにも子供が哀れでならない。そこから始まる診察や治療を考えるとやさしく接して宥めるのが普通。なのにひどい言葉遣いに待合室内に何とも表現出来ない嫌な雰囲気が生まれていた。

 やがて始まった先生の診察、「じっと動かないでね」と言われても「怖~い」で逃げ回るような感じ、恐らくお母さんと看護師さんが抑えて治療されたのだろうが、幸いにして眼球ではなく瞼が切れていたみたいで3針ほど縫われて無事に終わった。

 学校内で転んだ怪我そうだが、なぜ救急車で病院へ搬送しなかったのだろうかと疑問が残り、お母さんも同じ思いで学校側に確認に行くと帰られたので問題発生というところだろう。

 包帯姿で待合室に戻って来た男の子、「目でなかってよかったなあ」というオジサンの声もあったし私も妻も<よかった!>と思いながら孫のことを考えていた。

  治療を終えてから過日に見舞い来てくださっった蕎麦屋さんへ挨拶に。そこで知人が義理のお父さんを伴って食事中だったが、100歳を迎えて元気いっぱいに ビールを飲んでいるお父さん、どう見ても80歳ぐらいにしか見えない若さに驚嘆、杖を片手にフラフラ歩いてる自分が情けない思いだった。 

 行きは会社の車で迎えに来て貰ったが、上述の事情で遅くなったので帰路はタクシーと考えていたら、そこへ偶然に入って来たのがいつも往復の協力をしてくれていた友人。「ちょっと待ってて、車を持って来るから」と、帰路を送って貰ってきた。

 今日は、土曜日。リハビリはSTのみだった。前々日に休んだところから今日は万全に考え、ベッドで身体を休めておいてから杖歩行をしながら発声練習、それで臨んだらこれまでに最高という声が出たのでびっくりした。

  明日は、日曜日。14時55分からのOTリハビリだけとなっている。今日の夜、いつもお母さんと一緒に廊下を周回している娘さんと会話を交わした。二十歳 前後の若さで私と同じ発病という事実に驚愕、新しい記憶が残らないという問題に苦しまれているとのこと。私と同じように「奇跡が起きますように!」と手を 合わせた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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