2007-05-06

塾生達へ  NO 1854


 いつもお世話になっている知人ご夫妻が休日を利用され、長野の善光寺参りに行って来られた。

 夜中に出発をして朝に到着、その日の午後に長野を出て大阪へ戻るという往復がバスという強行軍。そんなご体験話を肴に5組の夫婦が会食に集まり、6時間近くを過ごして帰宅したところである。

  我々夫婦が最も若いが、これまでにも何度かご招待をいただいた食事会、今回は友人関係にある遠方のお寿司屋さんの料理を手配くださっており恐縮。そんなと ころから想定外に飲み過ぎ、ビールをグラス3杯に日本酒を一合ぐらいも飲み、妻から「飲み過ぎ!」と指摘されてしまった。

 イチゴとグレープフルーツがデザート。その次に参加者それぞれの好みに合わせたコーヒーをいただき、「甘いものです」と「ちまき」と「柏餅」を頂戴し、間違いなく体重増加
となっただろうと覚悟している。

  この「独り言」を打つ前に日課となっているブログを訪問したら、リンクのページで結ばれている「出たとこ勝@負ログ」さん」のエントリーにびっくり。随分 前に予見されていた「マイクロソフト」と「ヤフー」の合併話が表面化、その的確な予想判断の「経緯」に改めて「敬意」を表した次第で、ご興味のあるお方は リンクのページからお進み願い、ずっと遡っていただくと「先見」のページに辿り着ける筈ですのでご案内を。

 一方で、ある塾生が葬儀の式場での「霊」について触れていた。「何かを感じる」というような体験談があったが、塾長としてはっきりとアドバイスをしておこう。まず、真剣に葬儀に取り組む姿勢に「霊」が悪さをすることなく、すべては「守護霊」となっていると断言する。

 最近のテレビ番組にそんな話題が多いが、はっきりと言う。「彼らより葬儀そのものに携わる立場の人達の方がパワーが強い」と思って欲しい。

「悪例」とは「悪霊」につながり、高いお布施でハートのない僧侶が導師を務めた場合に「憑かれる」もの。それらは間違いなく「疲れる」という世界になるだろう。

 故人や遺族のことを真剣に思い、その葬儀が<どうあるべきか!>と考える司会者に「悪霊」なんて近寄ることも不可能と知るべき。それらは「衣が導師をつとめる」というような偽物の宗教者を好む存在なのである。

 肩が重い、疲れを感じる。それらは単なる仕事のお疲れモード。ちょっと考え方を変えれば全く異なる状況になると理解して欲しいと願っている。

  こんな私だが、そんなことを随分昔から学ばせていただいている。若かりし頃の交通事故で奇跡的に助かり、それを何時しか「天職の定めと」思い始めた頃から 次々に起きた不思議なことが山ほどあり、その集大成みたいなのが昨年の手術後に病室で起きた2日間の現象だろうと思っている。

「他人を幸せにする」なんて大それたことを考えず、葬儀という不幸な場で「少しでも不幸でないようなひととき」を創ろう努力する心情、そこに我々の仕事の本義と真髄があるだろう。

 テレビの世界はビジネスである。そこで髪を染めたり和服を召したりする人達の発言に左右されるようでは情けないと考えて欲しいもの。ましてや「豪そうな言葉」で相手を蔑み、その裏側で強迫商法をしているオバサンだけは信じないで欲しいもの。

 テレビ番組の世界で面白いのが生放送でのCMの間のひととき。そこでは画面とは異なる本音の姿が垣間見える世界がある。

 元参議院議員で大阪府知事であった横山ノック氏がご逝去された。過去に何度かテレビ番組でご一緒したが、本番前の打ち合わせやCM時の会話は信じられない世界がいっぱいあった。テレビとは「虚像」を与える恐ろしいメディアであることを知りたいものだ。
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