2015-09-06

世の流れ  NO 4303

急行はまなすテレビ局の管理職や新聞社の支局長が飲酒運転で問題になっていたが、マスメディアの立にある人達がこの為体には情けない限り。どちらも追突事故から発覚したと報じられていたが、こんな人物が世の中に増えているようで危険がいっぱいだ。

東京のJRで放火らしい事件が多発している。満員状態の電車がストップして1時間でも動かなかったことを想像したら大変だ。何が目的かは不明だが、恨みの犯行か愉快犯のような感じもする。

北海道と本州を結ぶ急行「はまなす」が北海道新幹線開通と同時に廃止される寂しいニュースがあった。札幌と青森間479,1キロを結ぶ夜行の急行列車だが、B寝台、のびのびカーペット車両、145度傾斜可能なドリームカーなどが連結されている他、ミニラウンジコーナーまであり、それぞれに女性専用の設定もあるので人気の高い列車である。

これでJRの急行列車が全てなくなるということになるが、戦前の遠い昔には「最急行」や「最大急行」と称する列車もあったそうで、「特急」と呼ばれる特別急行列車が登場したのは随分経ってからのことだった。

「はまなす」の運転路線は上下線で異なっていることでも知られている。大沼と森間は駒ケ岳を挟んだ路線をそれぞれ走行しており、鉄道ファンには知られる話であった。

「トワイライト・エクスプレス」や「北斗星」などの寝台列車がなくなってしまい、鉄道ファンには寂しい話題が続いているが、再来年にはJR西日本が新しい「トワイライト・エクスプレス」を登場させる予定だし、JR東日本も「瑞風」という特別な観光列車を製造中だそうなので楽しみである。

友人に時刻表マニアや鉄道ファンがおり、知らなかった世界をいっぱい教えて貰って随分と役立ったが、俗に言われる「オタク」文化とはまた別の知識人のような気がしている。

北海道旅行の話題で盛り上がっていた時、彼が昔に利用したという特別列車のことを教えてくれた。東京の上野から北海道を結んでいた北斗星「夢空間トマム」という列車で、主にトマムでスキーを楽しむ人達に利用されていたようだ。

トマムとはアイヌ語で「湿地」という意味だそうだが、漢字で表記すると「苫鵡」「苫務」
となるそうで、カタカナ名のJR駅は函館線の「ニセコ」や湖西線の「マキノ」の他にもユニバーサルシティなど幾つか存在している。

トマムは雲海でも有名なリゾートタウンとなっているようで、知られる星野リゾートがその主流となっている。JRで行く場合は新千歳空港から次の南千歳駅で乗り換えて特急「スーパーとかち」を利用するが、新夕張駅と新得駅間は普通列車の運転がされていないのでこの間の特急利用は自由席に限っては特急券が不要となっているそうだ。

我々夫婦が過日に書いた「ジパング倶楽部」に入会することになったのは彼のアドバイスからで、数年前に喫茶店で会った際に東京へ行く話をしたら入会を勧められたが、その後に随分と割引で利用出来たので感謝している。

今日の写真は「急行 はまなす」を。半年後にはなくなってしまうので利用される場合はお早めに。
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