2015-08-19

50年前のこと  NO 4285

清雅舎 ブース桜島が噴火するかもしれない懸念があり、地元の観光客が激減しているニュースがあった。近くの川内原発の再稼働のタイミングと同じということも皮肉なことで、地元の活性化から早く稼働して欲しいという住民もあれば、福島みたいなことになったらどうすると反対している住民もあるが、大きな補助金が地元に出るという事実も政治の常識なのだろうか。

原発の稼働に助成金が交付されるが、噴火の影響に関しては一切保障がないようで、箱根も同じ問題で疲弊するような状況になっている。

関東の海水浴場にサメが目撃されて遊泳禁止となり、海の家や民宿などが困っているようだが、これも保障の対象とならないみたいで、それだったら駆除対策に積極的に援助するとか安全ネットの施設を補助するとか出来ないのだろうかと同情してしまう。

今年の暑さは一入で熱中症になった人達も多かったそうだ。水分補給が重要と散歩中にコンビニでお茶を買ったが、伊藤園の「ほうじ茶」600mlには「第24回新俳句大賞」の「佳作特別賞」の作品が掲載されていた。

「流星人の願いの欠片たち」「花畑着かざる色は何の色」「大粒のぶどうほうばる大えくぼ」「実柘榴の弾けて魔女の欠伸かな」の4作だったが、それぞれ「14歳・14歳・60歳・61歳」の作でびっくりした。

高校時代、文学の授業で俳句を創作することになったら、クラスの一人が「はい、出来ました」と発表したのだが、それを聞かれた先生が驚嘆されていたことを懐かしく思い出した。

「老松や天まで届け秋の空」という作だったが、本人は瞬時に浮かんだと言っていたので彼のニックネームがそれから「バナナ」となった。

中学2年生から「奥の細道」を読んでいたが、その効果は全くなかったようでも、この仕事に従事してナレーションを創作する際に「五七調」を意識するようになったのは影響を受けているのかもしれない。

さて、今日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の送信日。テーマはある旅館の女将が館内に「飲酒運転撲滅」という張り紙をするきっかけになった出来事を書いた。近所の小学生の女の子が飲酒運転の被害者のなった悲しい通夜に弔問したら、その時の若い女性の司会者の訴えた言葉に感銘を受けたからで、その背景の出来事にも触れている。

「幸せ列車」の「女将シリーズ」が話題になっているが、こんな悲しい事故が起きないことを願いたい。

フィクション「女将シリーズ」はそのままのように「小説」だが、書置きしてある内に次々とアイデアが浮かぶが、何かを考えなければならないと切羽詰まると中々発想が浮かばないもので、ここにも心の余裕というものの影響があるように思え、流行作家が「行き詰まっている」と発言されたことが理解出来る。

深いご仏縁に結ばれる函館の水引アート「清雅舎」だが、ふと目にした北海道の新聞の記事に掲載されていた。函館地域産業財団や函館市がバックアップする企業に選択されたそうだ。

素晴らしい水引細工を目にしてその高度な技術に驚いたが、葬儀の柩の上などに飾る鳳凰の創作も素晴らしかった。業界のフェアでかなり注目されたみたいで、多くの葬儀社から問い合わせが入り、納入する業者もあったそうだが、導入される業者もかなり意義や価値観を重視しているようである。

今日の写真はフェアの展示ブースの写真。清雅舎のHPから転写したもの。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net