2015-11-02

ハプニングのないように  NO 4360

苫小牧駅 改札口一昨日の毎日新聞朝刊の読者投稿欄に政治家、政治屋、独裁者について持論を訴えていた内容があった。毎日新聞は安倍総理や橋下市長に対して批判的なスタンスを見せるケースが多いが、この読者投稿を採り上げたのもその姿勢を物語るような気がする。

書かれていたことは橋下市長が政治屋で安倍総理が独裁者ということだったが、その理由についての指摘もあったので納得された方もおられたかもしれない。

5年後に衆議院の過半数を取得して政権も可能と豪語していた橋下市長だが、それほど国民は甘くないと傲りを押さえて謙虚な姿勢をみせるべきで、こんな発言をしていたらそれこそ安倍総理以上の独裁者というイメージに誤解されてしまうだろう。

球界の特別な存在である「野村氏」が、組織はトップリーダーの力量以上に育つことはないというような発言をされて話題となっていたが、組織のトップにある者はプロデュース力が何より重要で、妥協ということでキャスティングのミスをしてしまったら最悪で、大臣選考にあって身体検査問題が騒がれるのもそのひとつだろう。

独断で突っ走るのは結構だが、誰かの助言で急にトーンダウンしたり方向転換をする朝令暮改的な行動は避けるべき、自分がこうあるべきと思ったら納得させる説得力が必要だが、この部分が欠けると「独裁」や「強権」と指摘される訳である。

政治の世界で最も問題と指摘されるのは、議員の立場になって保身を優先させる姿勢で、それまで「東向き」と思っていた人物が役職を与えられたら「西向き」に急転して見せたケースも少なくなく、こんなイエスマン達が「ゴッコ」のように組織運営をして行く将来は暗雲が立ち込めて嵐の中へ突っ込んで行くものだろう。

さて、巡り合わせというのだろうか、不思議と「そうなる」という出来事を体験したことがある。我が大阪に市立の葬儀式場に「やすらぎ天空館」というのが存在する。天王寺駅のある阿倍野区「あべのハルカス」から歩いて10分弱の立地だが、ここで行われた葬儀で何度かハプニングに遭遇した。

1回目は大勢のお寺様が時間を勘違いされて到着が遅れたというものだったが、開式時刻の20分前に「おかしい」と気付き、最悪の想定をしてスタッフを集めて打ち合わせ。定刻が訪れたところから私と女性司会者の2人で20分間の時間つなぎ、そこから遅れられたお寺様方の入場となったが、ご遺族も参列者もお寺様も誰一人開式が遅れたことに気付いていない対応で、ハプニングでない対応こそプロの仕事だと自負している実践だったことになる。

2回目は100インチのスクリーンの画像が固まってしまったことである。制作した8分の追憶ビデオ映像が何かの不具合から画面停止、約3分30秒経ってから動き出した。

お蔭で用意していたナレーションの原稿が足りなくなったが、仕方なくアドリブでつないでエンディングを合わせたので事情を知った関係者が驚いていた。

3回目はお客様から流して欲しいと託されたCDだったが、選曲も任せると言われていたので13曲目でコンピューター登録をしたのだが、その時間を迎えたら違う曲が流れてびっくり。まだ曲名をアナウンスしていなかったのでセーフだったがこんなハプニングもあるのだろうかとびっくり体験でもあった。

先月に訪れた苫小牧市民斎場でも「借り」になった体験が起きている。1回目は2年前の秋のスタッフ向け講演で、何かのアクシデントからパソコンの電源の差し込み口が曲がっており、スタッフの方が何処かで購入してくれて事なきを得た。

先月にも立ち寄ったが、その日の富良野駅で「杖」を忘れてしまい、スタッフの方が介護ショップで購入してくれたのだが、代金も支払わずに帰阪しているので心苦しく思っている。

今日の写真は苫小牧駅の改札口。「特急スーパー北斗」で函館に向かう前に撮影したものである。
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