2015-10-10

変化していること  NO 4337

道南の観光地図3人以上寄っていると一揆と見做すという時の権力者の方針が施行された時代があったが、法要は認められていたことから人々が法要を積極的に行うために集まったという歴史事実がある。

そんな法要も社会の変化から出席者が激減しているそうだし、葬儀が「家族葬」という形式で行われることが多いのも要因のような気がする。

さて、先月に発刊された愚書「伝匠」だが、メールマガジン「まぐまぐブログ」に書いたものを所属している協会の事務局が編集してくれたものだが、その中に理事長就任に当たって「敵も多いが味方も多い」という表記が出て来る。この部分の「敵」について誤解を招くかもしれないのでここでその事情を書いておこう。

様々なオリジナルソフトを発案していた歴史があり、来る人拒まずという姿勢で学びに来社された同業者に公開していたこともあり、地元に戻られてそのサービス提供を始められたら好評を博し、競合する同業者を疲弊させることになったケースが多く、そんな同業者からソフトを提供した私の存在を知るところとなりが恨まれていた訳である。

前にも何度か書いたが、我が葬祭業は他業種から20年ぐらい遅れていると指摘され、業界の常識は社会の非常識と揶揄されていた一面もあり、そんな環境から業界の意識改革に行動をした歴史もあるが、ご仏縁に結ばれた同業者との絆は強く、競合の同業者からは嫌われる存在になっていた背景があった。

お蔭で全国各地に深い交流のある人達の存在がある。それが私の人生の大きな財産となっているが、彼らがそれぞれの地でオンリーワン、ベストワンの葬儀社となって認識されていることは嬉しいことである。

前述した「伝匠」だが、アマゾンから購入するようになっているが、実験的に生野本通商店街の源ヶ橋交差点にある「花谷書店さん」に数冊だけだが置かれてある。

宣伝は一切していないが、ご笑覧くださった方がブログで紹介されていたケースもあり、、何処かで知られた同業者の人達が求めているという情報も聞いているので情報社会とは意外な展開があることも知った。

最近は「幸せ列車」のコラム「各駅停車」の中で7月7日から始めたその日に完結の短編小説「女将シリーズ」が話題になり、しばらく続けなければならないので予想外の出来事となったが、楽しみにされている人達からいただくメールに支えられて駄文を綴ろうと考えている。

因みに今日の号では女将の旅館が「御三家」から外れる現実を迎え、寂しい思いの中で取り組む一つの拘りに触れた。

ご笑覧いただいている人達からどこからストーリーをと聞かれるが、これまでの大半は講演旅行などで体験して来たことだが、それに脚色をして書いており、現在では完全なフィクションになっている内容もある。

「まぐまぐブログ」「会長の独り言」「幸せ列車の各駅停車」にこの「独り言」となると大変だが、大病を患ったのに奇跡的に生かされている立場に手を合わせ、この世に存命していることの証しとしてもうしばらく続けるつもりである。

我が国の言葉の表現には「御三家」の他に「三大」という捉え方も多いが、意外なアンケートの結果が紹介されているのが目に留まった。それは日本の「三大夜景」で、函館、神戸、長崎だったものが、現在では長崎、札幌、神戸となっているものだった。

長崎は「稲佐山」から、札幌は「藻岩山」から、神戸は「六甲山」からが知られているが、何度か目にした函館の夜景は素晴らしかったと印象に残っている。

今日の写真は北海道の道南の観光地図。噴火湾と呼ばれる内浦湾に沿ってJRが走っているが、東室蘭を出て函館に向かうとしばらくすると対岸に大沼公園の駒ケ岳が見えるが、随分と距離があるので到達するのに2時間近くを要する。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net