2015-10-06

思い出したこと  NO 4333

連続乗車券②昨日、グーグルのページを開けたら時刻表がデザインされており、我が国の鉄道の時刻表が登場してから121年目と説明があった。

過日にトマムの星野リゾートに宿泊したが、チェックアウトを済ませてロビーでバスを待っている時に話したスタッフが時刻表マニアで、オークションで昭和37年の時刻表を高額で落札したと聞いてびっくりした。

その時に今回の鉄道利用に関して「連続乗車券」を購入したと話したら驚かれ、昔の鉄道の話題になり、東海道新幹線が開業する前年に鹿児島から大阪まで「急行 霧島」を利用したと言ったら羨ましがられた。

当時の東海道線を走る急行列車であった「なにわ」「六甲」「摂津」などの名称を伝えたら、「それらが全部時刻表にありました」と嬉しそうに返されたので相当なマニアだと想像した。

星野リゾートが登場したところで先月にニュースになった話題に触れておこう。北陸や中国地方にあるANAクラウン系のホテル4箇所を星野グループが買収すると報じられていたが、買収に入っていなかった熊本のANAクラウン系列ホテルで恥ずかしいことを仕出かしたことがあるのを懐かしく思い出してしまった。

そのホテルである業界の研修総会が行われ、講演の講師を依頼されて担当したのだが、終わってからのパーティーに参加、その後にホテル内のバーで数名の方とご一緒して、支払いを部屋付けにするようにサインしたのだが、次の日の朝、フロントで支払いをしようとクレジットカードを出したら、「カードでよろしいでしょうか?」と確認の言葉を返され「はい」と答えて伝票にサインをした後で記録の伝票を貰って確認をしたら、昨夜に食べたカップ麺の分である数百円だけだった。

宿泊費用は主催者側が負担されることは聞いていたが、部屋付けにしたバーの分も何方かが変更されたらしく、カップ麺の分だけをカードで支払うという恥ずかしい体験をしたのであり、思い出すだけで赤面する出来事となっている。

さて、時刻表マニアのホテルスタッフが登場されたところで、過日の「独り言」で写真を掲載した「連続乗車券」に興味を待たれた人が多かったみたいで、喫茶店で質問されることになって詳しく説明しておいた。

数日前に掲載した切符の写真は「連続乗車券①」で新千歳空港から札幌となっていたが、経由するのは石勝線、根室本線、千歳線だったが、「連続乗車券②」では札幌と函館となっており、室蘭本線から函館本線の経由となっていた。総距離は600キロを超えており、有効日数は7日間で、それまでは戻らなければ途中下車が可能となっているので、それぞれ別々に購入するより割引率が高くなるので知っておきたい。

「スーパーとかち」が2回に「スーパー宗谷」が1回、そして「スーパー北斗」を2回利用したが、車掌さんや改札口の駅員さんが驚いていたのが印象に残った。

随分昔から「トマム」と「富良野」には行きたいと思っていた。何度も訪れた北海道だが、ホテルでの仕事や講演が大半で、観光したのは2回目だった。初めて観光に訪れたのは札幌の雪まつりだったが、仕事の関係で妻だけが予約していた便で千歳に向かい、仕事を終えてから夕方の便でと考えて伊丹空港へ行ったのが問題だった。雪祭りの期間中ということで千歳行きに空席がある筈がなく、どうしようと思っていたら函館行きの空席が出て、それで取り敢えず函館へと飛んだのだが、函館駅から「特急北斗」で3時間以上も要するとは想像もしておらず、そこで北海道の広さを実感した。

日中に室蘭本線と函館本線を利用すると、別名「噴火湾」と呼ばれる内浦湾に沿って走行することがはっきり見える。室蘭辺りから大沼公園に近い駒ケ岳が見えるのだが、それが随分と時間を要するのでびっくりする。

札幌と函館間は営業距離で「318,7キロ」となっている。かつて「スーパー北斗」の最速列車は3時間ジャストで結んでいたが、一連の事故から本数を減らし、最高速度を落したところから3時間半以上を要するようになっている。

今回、函館の友人が連れて行ってくれた割烹は青森県ご出身のご夫婦のお店で、大阪では絶対に食べられない食材が並んでいた。私は一滴も飲めないが、飲めるなら飲んでみたい酒があった。青森県の地酒として有名な「田酒(でんしゅ)」で、過去に病気をしたことを改めて後悔した。

今日の写真は連続乗車券の後半②で、苫小牧で途中下車しており、次の日に「スーパー北斗」で函館へ向かったものである。
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