2007-02-17

雨の中で・・  NO 1781 


  昨夜、日付が変わってから銭湯に行ったら、友人である割烹のオヤジとお医者さんと会った。血液検査の結果は来週の月曜日に出るようだが、自身の体型を見な がらふと思い出したのが「トトロ」のイメージ、彼も徐々に太ってきている。我々の年代になったら何より肥満が大問題。出来るだけ歩くようにしたいものであ る。

 昨日の天気予報からすると、3時間ほど早くから雨が降った。式場が大阪市立「天空館」で、参列された皆さんが式場内という環境で安堵したが、雨の中のご出棺には一入寂しさを感じてしまう。

 喪主様の素晴らしいご謝辞で葬送の意義がグレードアップ、強い絆に結ばれた様々なエピソードにご夫婦の「あるべき姿」を学ばせていただいた思い。そんなご感想を語られていた会葬者が多くおられた。

ご霊柩車をお見送りしてしばらくすると「社長!私と一緒にタクシーで移動します。すぐに出発です」と女性スタッフ。急かれたお陰でマフラーを忘れ、最終まで残る担当者に電話をして貰った。

  この天空館で思い出のある塾生がいる。九州の女性司会者だが、式進行の体験中にお寺様が交通渋滞に巻き込まれ、開式が20分遅れてしまい、その間、すっと 独演で喋っているというハプニングに「大阪のお葬式はいいですねえ!」の感想。そんな式次第と思っていたという出来事だった。

 その彼女 が発信するブログを訪問したら、幼い子供達を残されたお母様の葬儀のことが綴られてあり、司会担当の彼女のハートを感じる配慮に「素晴らしい!」との思い を感じ、続いて四国の塾生のブログを読むと、その物語を脚色して小説仕立てにしており、中々のストーリーとなっていた。

 そんな体験から それぞれが成長している。塾長である私も<しっかりしなければ!>と思うが、夕方に弊社の式場を覗いたらお孫さんが数人揃ってお灯明とお線香の番をされて おり、お爺ちゃんの写真を眺めながら思い出話をされていたので、近所の有名な「たこ焼き」を買ってきてプレゼント。「お爺ちゃんの葬儀の時に『たこ焼きを 食べたね』と思い出して上げてね」と言ったら、奥の方から喪主様がお出ましになり、「有り難う」と感謝のお言葉を頂戴して恐縮した。

 今日のお通夜は折悪しく雨、そこからお寺で行われるお通夜に行ったが、「徹底的にテント設営と暖房を!」と命じてあった通りにセッティングされており、多くの弔問者の皆さんに何とか寒い思いをさせることなく進められてホッとした。

 そこでドッと疲れのモードが。しかし健康のためにと離れた距離を歩いて弊社ホールに戻り、お通夜を担当していた責任者から報告を受けた。

 彼も疲れた様子で時間外れの夕食タイム。明日の天気予報では「曇り後晴れ」とのこと。雨、風、暑い寒いを避けるには、全天候型の式場が何より。外で交通整理を担当する女性警備員の敬礼に目礼で対応、そこから腰痛対策で銭湯の電気風呂へと行くことに。

 今日の文中に登場した九州の女性司会者のブログ「MAMADIARY」には、リンクのページからどうぞ。
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