2016-04-13

スマホ社会に危機感を  NO 4823

アンパンマン列車の車内で今日「水曜日」はメールマガジン「まぐまぐブログ」の送信日。宗教者に関する問題に触れた。

何度も入院した体験の中で交流のある宮司さんやお寺さんが見舞いに来てくださったことがあるが、皆さんに共通していたことは職務上の装束ではなくスーツやブレザー姿だったこと。

病院の廊下を神主さんの装束やお寺さんの袈裟姿で歩くと抵抗感を抱かれるだろうが、クリスチャンの世界には「秘跡」というしきたりがあり、自身や家族が大手術を受ける前や終焉を悟った時に病室に神父さんを招くことで、どんなことが行われているかも書いておいた。

過去の「独り言」で何度か紹介したデヴィッド・ケスラー著の「死にゆく人の17の権利」を思い出すが、自身が病室の天井を見つめながら何も後悔することや思い残すこともなく、その上に来世に夢を託してこの世を出立することが出来れば幸せだろう。

大阪府交野市で市が過去に市有地として買収した土地で、多くの市民が農園として利用していた事実が表面化、これまで黙認して来た立場を見直す問題に発展して話題を呼んでいる。

利用している市民からは市から依頼されて草刈りをした経緯から反論する人も多く、突然降って湧いたような問題に簡単に和解に至ることは難しいような気がする。

40年ほど前、蒲生4丁目から生駒の山へ向かう地点で行政が公的に農園栽培を募集していたことがあり、妻が抽選で当たってトマトやナスを育てていたことがあった。

駐車場が隣接されていたが、日曜や祝日の早朝に行ってもスペースがなかったことが記憶に残っている。

今日の夕方のニュースの中で阪急電鉄が高架下で取り組むビジネスについて紹介されていた。野菜栽培でスーパーに納品するようになっているし、定年退職を迎えた人にシイタケ栽培をさせていることも映像で見せていたが、阪急グループはどんなビジネスにでも取り組む企業風土があるようで、随分昔から葬儀式場にも積極的に参入していた。

随分昔のことだが。東京で開催されたセミナーの講師を依頼されたら、出席者が葬儀社ではないのに参加者が予想もしなかった人数になって主催者が驚いて講師を変更して私に指名をして来たものだった。

「助けて欲しい」と懇願されて講師を担当することになったが、講演が終わってから名刺交換で判明したのが不動産会社、ホテル業界、鉄道会社が多かった事実。鉄道会社は沿線に有している土地の有効活用に葬儀式場を考えていた訳である。

それが30年以上前のことなのだから改めて驚くが、当時に高齢社会の到来を迎えて葬祭業が成長産業と考えられているが、間違いなく斜陽産業であると発言したら質疑応答に入ってから質問攻めになったので忘れられない。

今月は飲酒運転について何度か書いたが、今日の記事の中にアメリカで分析された問題指摘にびっくりした。運転中のスマホや携帯電話の使用は飲酒運転の6倍も危険度が増すそうで、検問や事故対応をする警察官が、使用していたかどうかを確認出来るシステムも開発中というものだった。

昨日、横断歩道を歩いていると前方から背の高い若い男性がスマホ片手に歩いて来て、もうちょっとでぶつかる寸前で気付いて避けられたが、こんな危険な行動をあちこちで目にするような社会になって危険度がアップしていることは確かなようだ。

今日の写真は過日に利用した「特急 南風アンパンマン列車」の車内の天井に描かれたバイキンマンを。
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