2003-12-02

生きた証に恥の証も   NO 623

ニューヨークに新しいホテルが誕生したそうだが、スイートルームの一泊料金が138万円と報じられていてびっくり。これにサービス料と税金を加算する日本的に換算すれば凄い金額。もし我々庶民が宿泊したなら、もったいなくて寝ないかも知れない。

 記事内容によると、室内に掲げられている絵画だけでも1億円以上とのことだが、これも庶民にとっては値打ちが分からず、それこそ日本の格言を思い出す。

 日本の高級旅館に、一泊、お一人様50万円というところもあるが、建築が数寄屋造りで一本の釘も使用されていないと聞いても、「ふ~ん?」としか感じないだろう。

 高級旅館で閉口することは、言葉でしか伝えることの出来ないことをわざわざ「判別させよう」という目的でされる自慢話。

床の間の掛け軸や壺が高価なものであっても、教養の低次元な私にはさっぱり分からず、ただ相槌を打ちながら、壊したり傷をつけないように神経を遣うことが負担になってくるだけ。

 やがて食事の時間、聞かされる仲居さんからの食器の薀蓄。これなら少しは分かるし、盛り付けられた料理とのバランスなどには、板前さんの感性が伝わるもの。

 最近、陶芸が静かなブームと言われているが、侘び寂びには至らずとも、日本の代表的な焼き物の産地ぐらいは知っておきたいもの。自信がないのに発言し、頓珍漢で恥を掻くなら、無言で眺める風情だけにしておくのが賢明だろう。 

 さて、今日、依頼されていた推薦の挨拶文を書き上げた。

 これは、弊社が加盟する日本トータライフ協会のメンバーが新設するHP内に掲載されるもの。それだけに文章表記が難しく難渋したが、いつもの「書く」ことは恥を「掻く」ことだと割り切る思いで打ち込んだ。

 このHP、年内に発信されるだろうが、社長がコラムを書くそうで楽しみが増える。

 恥、外聞を忘れた厚顔無恥な私の推薦挨拶文、下記メンバーたちのHPにも掲載されているが、興味のあるお方があれば御笑覧を。

 * 株式会社 落 合 葬 儀 社(熊本)
 * 株式会社 公 詢 社(神戸)
 * 有限会社 エム・オー・シー(名古屋・東京)
 * 株式会社 エチュード(東京)
 * 株式会社 苫小牧・室蘭市民斎場(北海道)
 * 株式会社 並 川(北海道)

 上記は、すべて、弊社HP内にあるリンクのページから進めます。

 夕方から風邪気味。少し微熱が出てきた。大切な喉を守るために節制体制に入る。そんなところから文字数が少なくなりましたがお許しを。早めにオヤスミいたします。
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