2007-08-28

病んだ社会に  NO 1957


 墨書きの達筆な手紙が届いた。中に珍しいものが入っている。「農薬も防腐剤もかけていない『みかんの皮』を干して砕いて作った自家製陳皮(ちんぴ)」と見出しがあり、中国の生薬としての効用が記されてあった。

 いつも私の身体のことを心配くださる方からのプレゼント、「有り難う」と心から手を合わせた。

 一方で、女性社員の一人から教えられた健康食品について興味を覚え、蕎麦屋さんで香お馴染みとなっている薬剤師さんに聞いていたが、今日、その先生から「がん治療 統合医療 脚光」と見出しのある新聞記事のコピーをいただいた。

 先週、友人の奥さんが入院。数日後に手術を受けるが、術後のことが何より心配。そこにこの「低分子化フコイダン療法」の記事が不思議とつながったようであり、明日にでも友人に届けようと思っている。

 さて、携帯やネットサイトから生まれる犯罪が増加の一途、信じられないぐらい簡単に殺人が行われている事実に恐ろしい思い。その背景に匿名性という問題が秘められているようだが、ある社会学者が興味深い発言をしていた。

 この種の犯罪はどんどんエスカレートすることが確実で、匿名という問題を法的に取り組んでも限界があるそうだ。

そ こで有効な方策として提案していたのが警察による「おとり捜査」という仕掛け。犯罪の呼び掛けに警察が仲間に参加し、集まったところを一網打尽にする作戦 だが、法改正という難しい問題があるとしても、国民の安全を優先するためにすぐにでも取り組んで欲しい事案ではないか。

「被害者は誰でも よかった」なんて犯罪者の声が腹立たしい限り。犠牲になった名古屋の女性があまりにも気の毒。人間とは「誰しも愚かだ!」という説もあるが、内面に生まれ た悪を抑制する理性こそが人間らしい誇りである筈。これらは間違いなく飲酒運転をする人達にも共通するとも言えるだろう。

 中国や韓国でニセモノ製造が大流行、食からオモチャや衣服まで安全性が脅かされている。騙す加害者になる人間が山ほど存在する世界、ギリシャではびっくりするような放火による火災が発生していた。

 宇宙とは限りなく広いそうだが、地球から舞い上がる煙の行方は何処なのだろうか。大気圏やオゾンなんて専門的なことは分からないが、近い将来、花火や映画の爆発シーンも禁止になるかもしれず、喫煙も環境犯罪となる時代が到来するのかも?

 安倍改造内閣が発足、様々な意見が飛び交っているが、私が興味を持っているのは大臣達の人相。正装して階段に並んで撮影された記念写真の顔と、与えられた責務に取り組む中でどのように人相が変化するのかが「見物」である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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