2007-07-23

歴史から?  NO 1925


 日課で訪問するページの中に「サンサンてるよ」さんのHPがある。毎日「今日は何の日」や「難読漢字クイズ」などに挑戦しているが、私の司会の仕事にとって「今日は何の日」が大いに役立つので重宝させていただいている。

 先週のある葬儀、葬儀当日は人類が初めて月に着陸をした日、アポロ11号から送信さされて来る映像を伝えるニュースを固唾を呑んで観ていたことを鮮明に憶えている。

 葬儀式がご終了、ご導師がご退出された後に喪主様のご謝辞。それが済んだところでフォローを入れる。

「今 日は、アポロ11号が月面着陸、人類が初めて月に足跡を残しした日です。もう、あれから38年目、故人は当時満41歳の時でした。どうぞ、今後、夜の空に 見えるお月様をご覧になられた時、**さんの葬儀が行われ、参列していたなあと、故人のことを思い出していただけましたら何よりのお供養でございます」

  そんなコメントが印象に残るもの。ご命日、お通夜、葬儀の日など、それぞれに歴史の残る何か大きな出来事があったことを紹介し、それを参列者のお心の中に 「お供養」につながるお土産としてお持ち帰りいただくことも大切なサービスとも言えるだろうし、これまでに「あの言葉、忘れられず印象に残っているよ」と お喜びの声を頂戴したことも少なくなく、これからもスタッフ達に教えていきたいことのひとつである。

 そのご葬儀、ご家族やお孫さん達のメッセージだけでも5分ぐらいあり、それにナレーションとなれば大変だが、出来るだけメッセージが生きるように編集し、女性スタッフが読みやすいようにしておいた。

  取材原稿を読みながら原稿を打ち上げていく。その中でお孫さん達から愛されていたお爺ちゃんであることが伝わってくる。自分の孫達がこんなことを書いてく れるだろうかと思いながら創作したが、まずは、孫達が成長してくれてからの方がよいのは確かで、健康に留意し、もう少し長生きをしようと思っている。

 テレビに流れる地震情報のテロップ、午後11時前後に和歌山県北部を震源とする震度1、震度2の地震が放送されていた。今月に入ってから大小様々な地震があちこちで起きている。大きな揺れの場合は恐怖に固まって身動きが出来ないという専門家の意見もある。

 密集する我が大阪の地、倒壊した家から出火する火災の延焼が恐ろしい。東京や名古屋に比べて緑地が半分ぐらいの大阪、それだけ避難する場所も限られているということになる。ちょっと真剣に備えの対策に向けて考えることにしよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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