昨号で触れたハイチの地震被害だが、ニュースによると想像を絶する悲惨な状況、各国の救援活動で救われることを祈らずにはおられない。

　我が国の政府も５００万ドルの援助を発表していたが、その金額は小沢幹事長が騒がれているものと変わりなく、そんな金額を政治家が左右していたとは信じ難い問題である。

　その小沢幹事長が名古屋から昨夕に大阪へ入った由。一流料亭として知られる吉兆の本店で会合を開かれているそうだが、内心は吉兆どころか正反対の不吉の兆しが生じているものと推察する。

　石川議員の元秘書という人物が自民党の政治資金勉強会に招かれたニュースもあったが、検察庁に上申した行動の背景には美しくない世界が存在していたことを暴露したようだ。

　我が生野区の市議会議員の一人が来る参議院選挙に出馬するという新聞ニュースもあったし、一方では府会議員の一人も同じような噂が流れているが、当選の暁には真の政治家として活躍して欲しいと願っている。

　民主党内部には小沢幹事長の辞任を望む声が燻っているようだが、鳩山総理の発言に落胆された人も多かった筈。とても国家を代表する人物の器ではないことを晒したように思えてならない発言だった。

　言葉のイメージとして小沢幹事長には問題がある。何故なら語尾の母音を引っ張るから聞き苦しく、耳にする人達への伝達力を著しくダウンさせ、その背景に事実が隠されているような雰囲気さえ与えてしまうからだ。

　 話題を政治家から「お笑い」の世界に変えるが、年末に飲食店の店長に暴力を振るって逮捕された芸人が数日前に釈放された。関西中心のテレビで司会をするな ど結構目立っていたが、飲酒で見境がつかなかったようで、関係者に多大な迷惑を及ぼし、所属する吉本興業でも当分は謹慎させると発表していた。

　２年ほど前、あるテレビ番組で彼と一緒になり、番組制作側から彼が死んだ設定で生ナレーションをと依頼されたことがあった。キーワードに極貧、ベンツなどがあったが、控え室で創作した原稿に敢えて失礼なことを書き加えていた。

　それは、「笑われる芸人から笑わせる芸人になった暁にはベンツを」ということだったが、釈放後の彼の記者会見の中に「笑われることをしてしまって」という発言があってびっくり。酒で自分を見失わないようにと願っている。

もうすぐ阪神淡路大震災が発生した日を迎える。そんな時に冒頭のハイチの大地震のニュースが。自然の営み現象は、神仏とは別の世界に存在すると考えさせられる出来事となって手を合わせている。