2009-06-25

健康を目指して  NO 2460


 退院に関するメールをいっぱいいただき恐縮、まだ目の調子が悪いので返信は叶いませんが、この「独り言」で衷心より厚く御礼申し上げます。誠に有り難うございました。

 朝から近所の喫茶店に立ち寄ったら、「信じられないほど後遺症がないわね!」と姉妹がびっくりされ、ここでも闘病生活の説明が求められた。

 病気に対する勝手な思い込みは相当に強烈で、多くの方々が車椅子で戻って来ると想像されていたみたい。商店街ですれ違った知人達が一様に驚かれる姿に思わず笑ってしまったこともあった。

 お通夜の準備が行われている式場の前を通り、退院したら食べたかったお好み焼きの店に出掛けたが、残念ながら定休日。そこで目的地を先行した。

 夕方、友人仲間が開いてくれる退院祝いの会場へ。迎えの車を遠慮、リハビリを兼ねて妻に伴われて歩くことに。

それぞれが伴侶を伴われているが、平均年齢は70歳をはるかに越える。会場の女将さんが妻の友人なので特別な配慮が成されており恐縮。デザートなんて一流ホテル並みの盛り付けでびっくり。オヤジさんの「お帰り」の言葉が嬉しかった。

  一方で、退院後すぐなのに<何故!?>という電話があった。テレビ出演の依頼で、明日に打ち合わせに来社されるそうだが、ファクシミリで送信されてきた依 頼内容からするとコメンテーター的な出演だが、こんな声の調子でどうするのというのが本音。スタッフの情報によると、相手さんはこの「独り言」で退院を知 られたとのこと。まあ、取り敢えずお話しだけでもしてみようと考えている。

 塾生達のブログに退院の記事が多く、四国発信の「愛するこどもたちへ」、九州発信の「MAMADIARY」「心星」、広島発信の「やさしさにいつでも逢える」、名古屋発信の「葬儀司会者のつれづれなるままに」、東京発信の「若葉のささやき」などにあった。

「颯爽」という恰好いい姿にはならなかったが、杖がステッキ風に見える程度の回復が出来たので神仏に感謝の合掌。余生でスタッフ教育をしたいという情熱に燃えている。

 夜遅く、本社に立ち寄ったら、まだ4名のスタッフ達が残っていた。その中に4月に入社した社員もいたが、遅くなることから公的な会話を交わさずに自宅に戻った。勿論、歩いて返ったのだが、入院前に10分だった所要時間が5割り増しの15分になっていた。 

  病院内で方向速度を計測したことがあったが、時速に換算して4キロ。前は6キロということになる。まあ、一般的な方向スピードと言えるのだが、ゆっくりと 歩くことの方が難しいことをリハビリで学んできた。ゆっくりと正しく歩く、そして充分な水分補給。そこに健康のキーワードが秘められているようだ。
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