2014-04-17

四国路の春  NO 3611


昨日は四国「讃岐」の地で「法然上人」にゆかり深い「仏生山法然寺」と「西念寺」を参拝し、奥座敷と言われている塩江温泉のホテルに宿泊。今日は参拝の後、栗林公園を見学して園内にある「掬月亭」で昼食。鳴門から淡路島を縦断して帰阪した。

昨日「水曜日」はメールマガジン「まぐまぐブログ」の発信日、今回の内容は過去に体験した不思議な出来事で、「こんなことが!」という事実の物語りである。ご興味があれば、どうぞお申込みの上ご笑覧を。

栗林公園に初めて行ったのは中学校の修学旅行だった。天保山から1000トンクラスの関西汽船で高松へ向かい、下船したら大半の生徒が船酔いしていてしばらく休憩していたのを憶えている。

その後、何度か行ったこともあったが、今回は入り口の所におられたボランティアの男性の案内で園内を順に見学。それぞれの場所に伝わる様々な歴史事実を知って興味深いひとときとなった。

昨 年は法然上人のご誕生されたお寺と修行されたお寺、また法難で四国に向かわれる前に立ち寄られた岡山の室津のお寺に参拝。その前の年は甲府の甲斐善光寺に 参拝して戒壇を体験したことが印象に残っているが、仏教の歴史につながる地を訪れることは本当に有り難くて有意義なことである。

ご本堂で 引率くださるお寺様が読経をされる。その中で同行される皆さんの「名字」と「先祖代々」のお言葉を耳にしながら手を合わせて来たが、その後でそのお寺の方 から拝聴するお寺の歴史逸話を伺うのは何よりのひとときで、こんな体験をさせていただくことの有り難さに改めて手を合わせて来た。

冒頭の「仏生山公園」には「人柱伝説」のある歴史があり、それについては「幸せ列車」のページで書いておいたが、「いわざらこざら」と刻まれた石碑の意味から悲しい秘話が伝えられていることを知った。

一昨年に甲府へ参拝したバスの旅には、ホテルで観た朝のテレビニュースで関越道の悲惨なバス事故を知って背筋がゾッとしたが、今回の旅ではホテルに到着してテレビのニュースを観たら、韓国で客船が傾いて沈没した映像に衝撃を受けた。

元は鹿児島と沖縄を結んでいたフェリーだったそうだが、韓国籍になってから改造されたという解説もあった。

どんな事情があろうとも事故は起きて欲しくないもの。多くの行方不明者の存在があるそうだが、救出されることを願いながら手を合わせ、交通機関に携わる人や会社が如何なる場合にも安全優先を考慮して欲しいと伝えたい。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net