2014-03-19

次代の流れ  NO 3582


今日「水曜日」は昨日の号の冒頭で触れた「まぐまぐブログ」の発信日。保険の問題について書いたが、保険は保険会社と契約を結んだ人の賭け事のような一面がとも書いた。

午後に行われていたお葬式に参列、奥様が亡くなられたご不幸だったが、喪主さんとはゴルフをご一緒したこともあり、上品な面影を偲ばせていただいた。

開式前に行われる弊社のオリジナルな奉儀というひととき、女性司会者の言葉をじっくりと聴いていたら、随分とゆっくりとした語り口に変化したと感じ、より優しさがアップしたように思えた。

ご長男は病院の院長先生。そんなご家族がおられたら心強いだろうと羨ましく思いながら、多くの医療関係の皆さんから寄せられたご弔電を聞いたが、その中に既成的な文章でないお見事な内容の文章があったのでハートを感じた。

昔から弔電の代読に関して「順不同」という考え方に強い抵抗感を抱いていた。肩書の順位ではなく文章の内容で順位を決めたいという思いからで、残念ながらご遺族のご了解を得て実行出来たのは1割に満たず、その背景には大半の内容が既成文だったという事情があった。

開式前の打合せで印象に残っているお寺様がおられた。弔辞が2名、弔電が120通ほどございますがと申し上げると、「弔電の順位の上位にあるのは議員かな。もしそんな義理的なものだったら最後に回しなさい」と仰ったからだ。

法律によって特に選挙区に関する地域への議員の義理的行動は禁止されたが、昔は「供花」や「樒」にも肩書入りがあったぐらいだし、「選挙区で不幸があったら必ず『樒』を供えておいてくれ」という無茶な議員事務所もあったのだからびっくりした。

最近でこそ「弔旗」と呼ばれるものが少なくなったが、昔は議員の弔旗が存在しており、エリア外の地域に行くと地元の同業者が預かっていることもあったので電話を入れてから受け取りに行った思い出も懐かしい。

正直言って弔旗は好きでなかった。なぜなら自宅で行われた葬儀では参列者が三脚となっている部分に躓く危険性があるからで、実際に負傷された方もおられた。

最近の葬儀で弔旗を持参されるのは地域と学校関係が多いが、傷んで新調するのに予算がないと悩んでおられるケースも少なくないようだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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