2014-08-27

運手のために  NO 3939


今 日「水曜日」はメールマガジン「まぐまぐブログ」の送信日、テーマは過去に体験した弔問者の履物行方不明事件に触れた。葬儀専門式場が登場する前はお寺や 地域の会館での葬儀が多かったが、履物を脱いで下駄箱へという環境から間違われることが多発し、我々業者を悩まされる問題の一つだったが、そんな中で発生 した予想外の展開に発展した出来事を書いておいた。ご興味があれば「まぐまぐ」からお申し込みを。

先週、アメリカへ留学した学生達がカリフォルニアで交通事故を起こし、乗車していた8人の内の3人が亡くなるという悲惨なニュースがあった。

車は定員以上が乗るとバランスに問題が生じる危険性があることは常識だが、その上に安全ベルトも装着出来ないことも生じ、事故が起きたら大変なことになるのは理解するべきだったと思ってしまう。

車に神経質な知人がいる。彼は経済運転に徹し、急加速や急ブレーキを避ける運転を心掛けているが、何より驚くのは車体重量の軽減からガソリン給油で絶対に満タンにしないという行動をずっと続けていた。

同じ車に乗っている友人がリッター14キロならまあまあだと言っていたが、その人物は18キロも走行するそうなので感心する。

みんなで一緒に食事をした時に様々なアドバイスをしてくれたが、その中ですぐに実行出来ることが二つあった。一つは目的以外にトランクに積み込んだままのゴルフバッグを降ろしておくこと。もう一つはタイヤの空気圧のチェックだった。

指摘されて気付くことになってみんなが納得していたが、化石燃料の自給が出来ない国なのにそれぐらいは神経を遣わなければと反省した。

数 日前からテレビのニュースの中でバスの運転手さんの体調不良という問題が採り上げられていた。運転中の心疾患や脳疾患から意識を失い、運転不能という状態 になる危険性だが、昨年だけでもそんな原因から22人の乗客が死亡することになり、174人が負傷した事実が紹介されていた。

多くの路線バスを運行する会社が運転手に対する健康診断を設定したら、その中で危険な脳腫瘍が発見され、手術を受けたというケースもあり、高血圧の場合には検査の頻度を増やしているそうだった。

考えてみれば恐ろしいことである。対面通行の道路では互いの信頼の上に成り立っていることになるが、心疾患や脳疾患のことを想像するだけで心情が大きく変わるだろうし、最近に多い認知症や高齢者の逆走などを考えると背筋がゾッとして来る。

大雨による道路の陥没や土砂崩れも頻発しているが、何時何処で誰が災難に遭遇するか分からないのだから怖い話である。振り返って自分が今日あることの幸運に感謝して手を合わさなければならないだろう。

今日の写真は昼神温泉の「伊那華」旅館。廊下には中日の落合氏やドラゴンズの選手の写真がいっぱいあり、ここが現役時代の落合氏のオフトレの場所であり、ドラゴンズの納会も行われていたことを知った。

この旅館がもう一つ知られていることがあった。それは乳癌を患われた女性に温泉を楽しんで貰うために専用の浴衣を準備していたことで、ピンクリボン運動の先駆者とも言えるだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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