2014-08-25

「相」のこと  NO 3937


昨日の夕方、孫達が在住している関東地方で震度4の地震があり電話をしたら、旅行中だったので人的被害がなくて安堵した。

カリフォルニアに続いて南米のペルーでも地震が発生している。最近はあちこちで多発しているようなので恐ろしい。

大災害で救出作業が続けられている広島だが、雨が降ったりするので中断を余儀なくされるので大変らしく、落ち着くまで強い雨が降らないことを願ってしまう。

昨日の夕方に大阪で強い雨が降った。大阪府下に大雨洪水警報が出された地域もあったが、池田市で1時間に100ミリ、箕面市では避難勧告が出される事態になっていた。

今月の大雨は本当に異常である。北海道でも豪雨による被害が伝えられていたが、全国各地で衝撃的な雨量が記録されている。

さ て、「相」という文字がある。「手相」「顔相」「墓相」「印相」「人相」なんて文字を目にすることがあるが、私のこれまでの体験からすると人間の内面が映 し出される「顔相」「人相」は確かに存在するようで、心の中に苦悩があればそれらをはっきりと感じる人達もあるようだ。

我が国の総理を例 に出すと非国民と叱責されるかもしれないが、広島の視察に行かれた安倍総理の人相が随分と変化したように感じてしまう。総理に就任した当時に比較すればま るで別人のような観も憶えてしまうぐらいだが、それだけ総理という仕事が激務であることを物語っているのかもしれない。

日銀総裁の人相にも変化が感じられる。心の中の本音を隠しているように感じてならず、立場からして我が国の経済や為替レートが大丈夫なのかと危機感を覚える。

何かと話題を呼んだNHKのトップの人相も就任された時に心配したが、案の定恍けた答弁をされて物議の対象になったので見事に当たったと思っている。

先人の言葉に「人間は40歳になったら顔に責任を持て」というのがあるが、悪事の道に入ると間違いなく人相が変わるし、刑事は刑事の顔になるという言葉も思い出す。

多くの葬儀を担当させていただき、祭壇に飾られた故人のご遺影を拝見するとご生前のお人柄が感じられる。ナレーションを創作するのにご遺族から「為人」を伺うとそれらが見事に一致することが多く、私は「人相」と「顔相」について信じることにしている。

今日の写真は大病を患う前に出掛けた杖立て温泉「ひぜんや」旅館の外観。廊下に線が引いてあって熊本県と大分県の県境となっており、建物も熊本館、本館、大分館と並んでいた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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