2014-07-14

危険がいっぱい  NO 3894


北海道で悲惨な交通事故発生を伝えるニュースを観た。3人の女性が亡くなられたそうだが、その方々のお通夜や葬儀のことを考えるとあまりもお気の毒であり、何時何処で災難に遭遇するか分からないことを再認識した。

加害者は飲酒運転で携帯電話の操作中から前方不注意が原因というニュースがあったが、便利な携帯電話が登場していなかったら事故が起きていないと考えるとやるせなくなってしまう。

最近に話題の多い脱法ハーブの問題も腹立たしい。おかしくなることを理解していて購入し、吸引して車を運転するなんて酔っ払い運転と同じで事故につながるのは当たり前。被害に遭われた人やご家族の方々がどんな思いでおられるかを想像すると申し訳ない思いがする。

人間社会でこんな無責任な人達が増えていることは嘆かわしい限り。千葉県でも議員が飲酒運転で事故を起こしたニュースがあったが、自分に甘いことは許されても他人を被害者にすることは断じて許されることではない。

ハー ブを吸引して事故を起こした若い人の発言に、「ネットで見つけて購入した」というのがあったが、興味を抱いて探していたことが分かるのだからどうしようも ない。それで車を運転したらどうなるかぐらいはこれまでに報じられた事故のニュースでも知っていた筈だと指摘したい。

遠い昔、少年時代の頃の話だが「ヒロポン」という薬剤が中毒症状を起こして問題になっていたことがあった。徹夜で仕事をしたり麻雀をしたりするのに「冴えわたる」なんて効果が売り物になっていたが、続けている内に中毒になってしまった人達が多かった。

雑 誌や新聞で「ヒロポン」と宣伝していたのを憶えているのでびっくりだが、青春時代にテレビのCMで「オールP」というドリンクがあったことも憶えている。 先輩達と車で遠方まで出掛けた時、居眠り運転をしたらいけないと先輩が取り出して飲み、1本貰ったので飲んでみたら苦くて衝撃的な飲み物だったので、尾籠 な話で恐縮だが思わず吐き出してしまった。

さて、酔っ払ったり覚醒剤やハーブを吸引したら頭の中がおかしくなることは常識だが、意外な恐ろしさがあることを触れておこう。

若かりし頃、知人が来社して息子さんが亡くなったと葬儀の依頼を受けたのだが、亡くなったというのは中学生で、死因はシンナー吸引によるものだった。

仲 間から勧められて嵌ってしまったらしいが、約1年で心身がボロボロ状態になってしまったそうで、その恐ろしさを改めて知ったのは火葬場にお骨揚げに随行し た際のこと。普通なら真っ白い状態で残っている筈のお骨が茶色になり、サクサクになってしまっていたからで、私にとってそんなことは初めで最後の体験と なっている。

お骨揚げに行くと、「悪かったところが黒くなって残る」なんて風評があるが、高齢者でも薬を服用していなかった方は白いことは確かで、強い薬を長年服用していた方は脊柱や肋骨の内部が茶色に変色を来し、酷いケースでは焦げ茶色になっていることもあった。

若い人でも高齢者でも下半身は誰でも白い物だが、前述の中学生の場合は本当に衝撃的に残っていなかったのだから驚かされた。

ある方のお骨揚げに随行した際のこと。ご親戚の方が「黒く残っている」と驚かれたが、それはお柩に納められた果物であることを伝えたら納得をされた。

今日の写真温泉地のホテルや旅館の部屋でよく見かけるパズル「The・T」である。組み合わせて意地になり、やっと「T」の文字が完成した時の嬉しさは一入で、矢印、家、船のかたちなどいっぱい出来るそうなので是非挑戦をとお勧めしたい。
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