2009-07-30

再会の日  NO 2492


 昨号に書いた銭湯の最終客だが、今朝になって気付いたのが洗面器を忘れてきたこと。中には剃刀、シェーバークリーム、シャンプー、リンスなどが入っていたが、右手のリハビリに使う玉子型のボールも入っていたので困った。

  今日、水曜日は真向かいの銭湯は定休日。そこで<しまった!>と思っても後の祭り、出来るだけ右手を動かそうと思いながら行動していたが、昼過ぎに自宅に 戻ったら、中の玄関前に洗面器が置かれている。先頭の女将さんが気付かれてわざわざ届けてくださったみたいで、すぐにボールを手にしてリハビリをした。

 午前中、入院していた病院に久し振りに出掛けた。入院時に知り合った人が退院をされ、診察に来られることをしったからで、再会すると共に、3ヶ月間を過ごした病棟に行き、お世話になったOTとPTの先生にも偶然に会え、御礼を伝えることが出来たのでラッキーな日だった。

 まだリハビリの日々を過ごされる患者仲間だった人達数名にも会えたが、それぞれの方が快方に向かっている姿を目にして共に喜び、帰路の途中に3名で昼食を共にしてから再会を約束して戻った。

 電車移動は駅の階段が大変だが、運動のためになるべくエレベーターを使わず、階段に挑戦した。

 タクシーや車での移動は、加速やブレーキをはじめ車線変更などから、どうも平衡感覚に抵抗が生じるようで気分が悪くなるところから敬遠しているが、電車なら発進や停止が一定のリズムなので目を瞑っていたら問題はない。

 それにしても日中は暑い。手持ちの作務衣の中で最も涼しいものを着用していたが、中のシャツは汗でビッショリ。手にしていたタオルがハンカチだったら。きっと役に立たなかったさろう。

 さて、世界水泳で世界新記録が続出し、新開発で話題になった水着の着用を禁止する動きがあるようだが、そんな中、金メダルを取得した古賀選手の紹介に興味を抱いた。

 彼は、オリンピックの選考会で落ち、精神的な苦痛から髪を染めたりピアスなどに興味を示す行動に出てしまったが、そんな時に出会ったのが武道の世界。そこで学んだ「礼節」の基本に自らを恥じ、競技に対する心構えに意識改革が生まれ、大きな進化を見出したようである。

 競技前に紹介される時、また競技が終わって下がる際に日本人らしい礼の姿を見せる行動に好感が持て、それらが心身共に好循環になっているように思え、今後の活躍を祈っている。

  夜、友人夫妻と夕食を共にした。会場に選んだのは妻の友人の店。リーズナブルな料金で美味しい特別料理を用意してくれるので何度か利用しているが、今日 は、その地域の顔役と呼ばれる人物が来られており、過去に弊社の本社で行ったチャリティ。コンサートの世話人のお一人がったところから丁寧にお言葉を掛け て下さり恐縮した。

 また、近くに在する病院の女性職員の方が隣席に。その病院の研修会や総会を何度か弊社のホールで行ったこともあり顔 馴染み。会話の中で我々夫婦と深い交流のある人物が理事として就任されたことを教えられてびっくり。「どうして彼をご存じですか」と質問されたが、お父様 のご葬儀を担当させていただいたご仏縁のことを伝えると驚かれていた。

 明日、入院する妻に付き添って病院に行くが、私と比べたら雲泥の差がある軽い症状なのに、手術という言葉に恐怖感を抱いている怖がりの妻。果たして月末に行われる手術の時はどうなるのかと心配をしている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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