本社のホールで受講された方々の大半は女性だったが、講師を担当くださったお寺様のお話の内容が素晴らしく、主催者代表の方のご挨拶の中に感動されて涙ぐまれたお言葉があり、有意義な講演会となった。

　お釈迦様が説かれたお話しを解りやすく語り掛けてくださったが、大阪弁でないところに見事な説得力が生まれ、声質と共に、耳に爽やかに入ってくるのが心地良かったという感想も伺った。

　 結びの部分で私も５分ほどオシャベリをした。ご住職に比べてひどい声だっただろうが、どれだけ伝達出来るかという音響確認の目的もあり、数名の社員が聞い ている状況を確認しながら喋ってみたら、「内容については、はっきりと聞こえました」という報告に少しだけホッとした。

　ご住職と受講者の皆さんをお見送りしてから妻と共に自宅に戻ったが、その帰路の途中で商店街にある「力餅」で遅い昼食タイム。奥さんから「ハスキーな声、風邪でも？」と質問され、入院していたことを話すとびっくりされていた。

　 この「力餅」の人気メニューは「中華そば」に「カレーうどん」で、肉がダメである私にとって「あげ入り」の「カレーうどん」は願ったり叶ったりで、食欲の ない暑い時期には元気につながるメニューともなっているのだが、食後の暑さには閉口するので出来るだけ速く歩いて帰って来る。

　暑い時期に「お好み焼き」など熱い食事は健康的で、同伴者達には嫌がられても無理にでも付き合って貰うことにしている。

　自宅に戻るとプレゼントがいっぱい届いていた。その中に九州から送ってくれた立派な「桃」があり、デザートとして早速頂戴したら最高に美味しく、西に向かって手を合わせた。

　競技が続いている全英オープンだが「石川　遼」君もタイガー・ウッズも予選落ちとなっていた。そんな中で久保谷選手が健闘しているので応援したいが、中盤でスコアを落として３アンダーからイーブン・パーになってしまったので心配だ。

　それにしても５９歳であるトム・ワトソン選手の活躍には賛辞の拍手を送りたい。彼がトッププロとして注目を浴びていた頃、ターフを取らずにボールだけを打つ技術に驚いたことがあり、真似をして挑戦したことが懐かしい。

　 テレビ中継の解説者として「青木　功」プロとトーナメント・プロデューサーとして名高い「戸張　捷」氏が担当されていたが、最近は少なくなったが、彼の造 語みたいな「難易度が高い」という言葉に抵抗感が強く、それを同じように実況担当のアナウンサーが使っていたのでお驚いたこともあるし、「難度が高い」と 言うべきと問題提起していた週刊誌もあった。　

　現在のところ「トム・ワトソン」選手が２打差でトップを走っているが、安定性からするとよほどのことがなければ崩れることはないだろうし、そのまま優勝という結果も夢ではないようだ。