2012-01-20

トワイライト NO 2816


 午前中、西館で行われていた葬儀に参列。昨晩のお通夜は息子さんが導師を務められたが、今日はご住職がご導師。控え室に入ってご挨拶。故人の歌声を何度も拝聴した忘年会のことが話題になった。

 ロビーに行くと参列されたいた「坊守さん」のお姿が目に留まりご挨拶。「あまりにも突然で驚きました」と仰っていた。

 式次第の中で女性司会者のナレーションに耳を傾けていた。構成の内容は「そうや!そうや!」と同調する物語が組まれており、彼女の創作力がアップしたように感じた。

 リンカーンの霊柩車をお見送り。<お爺ちゃん、お婆ちゃんのことを見守って上げてね>と手を合わせたが、年末から交流の深かった方の葬儀ばかりで悲しくて寂しい限りだ。

 夕方、散歩から自宅に戻ると入り口に女性の方がおられ、「よかった。会ってお話がしたかったの」と仰った。

 伺ってみると、私の知人が入院中で危篤状態にあると知ってびっくり。明日にでも事前相談をと電話番号を聞かれたので名詞を出し、会社の担当者に連絡を入れておいた。

 夜、所要があって友人の割烹に夫婦で行ったら、奥の部屋におられた団体さんの中におられた女性に私の名前を呼ばれてびっくり。「その節にはお世話になりまして」と言われ、昨年にご伴侶の葬儀を本館で担当させていただいたことを思い出した。

 世の中は広くて狭いもの。こんな出会いがあるのだから悪いことは出来ないもの。貸しを作ってもよいが、借りを作るなというのが私の人生哲学。堂々と道の真ん中を歩いて通りたいと考えて過ごしている。

  割烹の女将さんが「甘酒」を出してくれた。過日に行った際に「奥さんに」と頂戴したのも甘酒だったが、いつも頂き物ばかりで恐縮。彼女の作った赤飯を何度 か頂戴したが、それは間違いなくプロらしい味。青春時代から近所だったこともあり親しいが、過去ログに書いた醤油味の「たこ焼き」での郷愁が懐かしいとこ ろ。

 そうそう、そんな彼ら夫婦が結婚30年で北海道旅行をした際の出来事を思い出す。4人の子供達からプレゼントされた記念旅行だった が、開業してから定休日以外に休んだことのなかった夫婦。定山渓や川湯温泉など4泊の行程を過ごし、企画のメインだったトワイライト・エクスプレスに乗車 するために札幌駅まで行ったら、そこで大阪にいた息子さんから電話が。「オヤジ、トワイライトが運休している」という連絡だった。

 運休の原因は、新潟県方面に降った豪雨だったが、観光特急列車というものは定期特急のような優先特急ではなく、何かが起きたらすぐに運休されるのだから大変だ。半年前から楽しみにしていた乗車が飛行機で帰阪せざるを得なくなって残念至極と語っていた。

  そんなトワイライト・エクスプレスだが、JTBから大阪と宮崎を走らせるという企画が発表され、高額なスイートルームから売れてしまって想像以上という ニュースがあったが、一方に、一般的価格より高額な行程を売り物にしている「クラブ・ツーリズム」が旅行会社初めてという驚きの提案をしていた。

 何と、会社専用列車を製作したそうで、近鉄の協力を得て、特急列車を改造して特別列車を昨年末から走らせているというもの。伊勢方面の企画が中心だが、「かぎひろ」と命名された特別列車の企画が次々に発表されると考えられる。

 そんな中、昨年に3回宿泊した鳥羽シーサイドホテルのネット広告が目に留まる。「香西かおり」さんのディナーショーの企画もあるようだが、開業40周年を記念するサービスを前面に打ち出しているようだ。

 狂人的と言われる偏食の私にとって、細やかに対応してくれたホテルはお気に入り。また出掛けることもあるだろうが、鳥羽に泊まるならこのホテルと決めている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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