2012-07-03

梅雨明けは?  NO 2975


 大阪の朝方や昼過ぎの雨も強かったが、九州の大雨は半端じゃなく、あちこちで土砂災害や避難を余儀なくされている報道があった。

昔、大分県の天瀬温泉の横を流れる川が氾濫し、多くの旅館の露天風呂の中に濁流が流れ込んで大変というニュース映像を憶えているが、何度か行った耶馬溪や日田市内でも大変な状況となっていた。

  十数年前の7月1日、友人達と宿泊していた阿蘇高原ホテルで深夜から振り出した大雨で大変なことになり、未明に起きて朝食を済ませると同時に大津市内へ向 け下ったのだが、途中で行き交うのは赤色灯を点けたパトカーや消防車、それに「救助」と書かれた旗を掲げた自衛隊の車ばかり。それは豊肥本線を1年間も不 通にさせた豪雨でもあった。

 大津市内の有名な杉並木のある57号線も冠水、並行する豊肥本線も1メートルぐらい冠水していたのだから、2台の車に分乗していた我々は脱出するというような状況だった。

 水害とは恐ろしいもの。弊社の近くに平野運河という川があるが、大雨での影響であふれるほどの状況になり、防護壁の上まで5センチのところまで達していたことがあった。

 ちょうど生野南小学校近くで葬儀を担当させていただいていたが、川が溢れたらどうなるのと、恐怖の心境でマイクを担当していたので忘れられないが、それも7月1日の出来事だった。

 昨号で自民党の石原幹事長の茶髪について書いたが、それは、悪いものを見たような思いが過ぎり、この人物には羞恥心というものが欠如しているとの考えに至った。

 数年前、誰もが知られる神社の宮司さんと食事をしたことがあったが、その際、巫女さんの募集で困っているという裏話に驚かされることになった。

「貞節まで言う時代ではないでしょうが、少なくとも黒髪の長い女性に応募して欲しいのです。応募面接する大半の人が茶髪か金髪。神様もきっと苦笑されているでしょうね」

 そんなことを仰られて嘆かれていたが、仕事や立場では「禁」という常識があるのは不変である筈。幹事長という要職にありながら笑われてどうするの?と苦言を呈したい思いである。

 夕方のニュース番組で葬儀の費用について特集されていた。ネット広告でも目立っている大手業者が紹介されていたが、家族葬で20万円というので見ていたら、それが単なる式場使用料金だったので驚いた。

 参列者の限られる家族葬でこの式場費用は高額過ぎる。何か別のサービスが付加されているのかもしれないが、それらについて何も触れられなかったので企業イメージがダウンしただろう。

続 いて「お布施」に関して導師を派遣するという宗教者組織が紹介されていたが、檀家と寺というご仏縁のある宗教者の皆さんには抵抗感を抱かれたと拝察する。 何より「派遣」という言葉が気になったが、それは、紹介されていた大手葬儀社のイメージダウンを強めるような感じを抱いた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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