2004-11-30

創作?  NO 991


 明日から12月、少しの風があるだけで体感温度は冬。咽喉を大切にする仕事、今日からマフラーで風邪への防御体勢に入った。

 幾つかのコンサートの司会、また5時間セミナーや講演もある。銭湯のスチームバスの活用も大切だ。

 様々な分野のプロ達が次々に来社、来月のスケジュールを見て「大丈夫ですか?」と心配されたが、お客様からのお問い合わせの状況から、スタッフ全員が<普通じゃない!>と思い出している。

 1月も多くの講演予定が入っており、本業に重ならないように時間帯が組まれているが、当分休日なんて無理なよう。「独り言」がいよいよボヤキみたいになりつつあるところ。

 夕方、今日ご来社の方々の名簿と私に関係する電話の報告を受けたが、電話の中に長野県の葬儀社さんというお方があった。

 10日のセミナーに出席され、15日の講演にもご参加くださるそうで恐縮しているが、神戸の吉田社長と私の責務がますます重くなり、近々に2人で会ってギアチェンジをしなければならないよう。

 2人の女性スタッフが遅くまで残業してくれていた。明日の朝までに完成しなければならいない作業に「それは、絶対に無理だろう」と言葉を掛けたら、「絶対に出来ます。やります」と返された。

 透明のビニール生地に切り込みを入れ、繊細なロゴを刳り貫いている。つい<普通じゃない!?>と思ってしまった。

 「ないものは創れ」というのが弊社の重視するハートだが、<ここまでやるの?>とは私自身も驚く世界。

 「ないものは作れ」で思い出したが、今日、アメリカに在住する娘からメールが入った。車で出掛けたシカゴ、宇宙服で星条旗を持つ模型で顔を出す孫の写真もあったが、来春に生まれる二人目となる孫、検査で女の子と分かったそう。

 きっと旦那は男の子を期待していただろうが、「欲しかったら創れ」とエールを送ろう?

 医学の発達で生まれるまでに性別が判明するが、これも良し悪し。命に関することは、すべてプラス思考で進みたい。

  昔、葬祭大学という世界で「神様の摂理」という言葉を学んだことがある。これは、この世に誕生する男女のパーセンテージは女の子が多いということ。その理 論を説明すると一ヶ月ぐらい「独り言」を連載しなければならないぐらい深いもの。機会があれば書きたいテーマではある。

 さて、スタッフがお客様のご自宅に参上して届けてきたものがある。それは、愚書の一冊「葬儀屋 悦生」だが、「頼むからお断りして」と言ったのに「ダメです。プレゼントします」と持参したもの。また羞恥の種が増え、髪が薄くなりそうだ。

 「悦生」は、独り言風に綴ったエッセイだが、終章に完全犯罪をテーマにした小説を入れてある。法律の抜け穴の存在を描いた短編だが、その問題は、まだ法改正されていない現実が。

社会には、意外な落とし穴があると知りたいし、社会福祉にゆかりある「ゆりかごから墓場まで」の言葉、墓場の部分がまだまだ不備だと寂しい思いを抱いている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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