2015-06-27

考えたいこと  NO 4233

http://happy-train.net/戦争記念館シーンの会長のブログを更新。テーマはプロデュースである。政府がこのところキャスティングでミスが続いている。国家のトップが何より重要なのはプロデュース力で、キャスティングに妥協するようなら最悪だが、辞任を余儀なくされた大臣、NHK会長、昨日の自民党勉強会の議員や物議の多い百田氏の人選も理解出来ないが、安保問題をゲスト3人が全員「違憲」と指摘されたこともその一つだろう。

安倍総理にお疲れの様子を感じる。謝罪や釈明ばかりしなければならないことはストレスともなる。あちこちでテロが勃発しているし難民問題も半端じゃない。先日に観た特集番組で世界中の家電製品の廃棄物が中国に集まり、そこからアフリカへ送られて現地で人の手によって処理されていると報じていた。

豊かな発展の裏側で貧しい人達が環境の悪化を知りながら、生きるがために処理している姿はあまりにも衝撃だった。

最近の家電製品は修理もしない考え方が強いようで、パソコンや携帯電話もその傾向になっている。次々に新製品が登場し、古いものが回収されて処分される。香港に毎日世界中から運ばれる廃棄物を積んだコンテナの膨大な数量に驚いたが、最近の火山の噴火や地震が多いのはそんな人間社会の横着な姿勢に対する地球の怒りのような気がしてならない。

小笠原諸島の600キロも地下で地震が発生して日本列島を揺らせたのは最近のことだが、ちょっと謙虚になって見つめ直す必要があるかもしれない。

今日の新聞に知人の写真が掲載されていた。息子さんが3年前に通り魔的な犯行の被害に遭遇した事件だが、裁判は終わったが、悲しみに暮れる家族の時間は止まったままで動かすことは出来ないのである。

銭湯で会うこともあるので何と声を掛けるべきかとずっと悩んで来た。

事故や事件の被害者のお通夜や葬儀を担当したことがあるが、その場に加害者側の両親が参列される光景もあった。

「命を返して」「焼香なんて許さない」「帰って!」という光景は本当に言葉で表現不可能な世界である。そんな情景を目にした人は絶対に飲酒運転なんてしないだろう。

彼の息子さんの命を奪った加害者は、過去に覚醒剤で2回の服役体験があったそうだが、そもそも覚醒剤に手を出す人格がおかしいと指摘される。彼にも親の存在がある筈だが、きっと被害者に申し訳なくて息子が生まれて来ていなかったらと後悔をされているかもしれない。

トヨタ自動車の女性役員の薬物輸入が話題になっているが、薬というものは本当恐ろしいものである。私は医師から多くの薬を処方されているが、その副作用などもネットで調べている。

十数年前、ホテルで深夜に祭壇の設営をしていた際、やっと終わったと午前2時に就寝前の薬を服用して部屋に戻ったら、身体がカッカして眠れない。それは風呂の中でも同じで一睡も出来ずに朝を迎え、レストランで朝食を済ませ、食後の薬を服用とポケットから薬を出すと、就寝前の分が出て来て、血圧降下剤と間違っていたことが判明した。

そんな体験からでも薬の恐ろしさを学んだ。医師から何とか薬を減らそうねと言われているが、病気の総合商社みたいなので困っている。

今日の写真はキャンベラで撮影した戦争記念館を。
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