2011-09-28

信じられない話  NO 2707


 テレビの国会中継からビックリの数字が出てきた。一般サラリーマン、公務員、NHK職員の三者の年金掛け率で、NHKの率が信じられないほどだったが、議員の質問に対する担当者の発言の「日本放送協会」という言葉に何か不自然な響きを感じた。

 近所の蕎麦屋さんに入ったら、顔馴染みの皆さんが年金談義。それぞれが60代から70代にあるので切実な言葉も。蕎麦屋さん夫婦も厨房から加わって盛り上がったが、最後は寂しい幕切れのように閉じた。

 長い間掛けたのに、家賃と光熱費にもならないなんてという言葉もあった。国民年金と厚生年金の違いがあるかもしれないが、誰もが不満を抱いているみたいで、国会中継の事実に腹立たしく思われたと想像する。

 我が葬祭業界に年金基金というシステムが構築されたのは確か平成4年頃だったと記憶しているが、社員の将来を考えて全員を加入させた経緯もあった。

 年金基金は全額を会社が負担するシステム。厚生年金より5年早くから受給出来るということもあり、それが社員の定着アップにつながればというセールストークもあったが、数年前に解散となり、掛け金の半額程度が戻ってきた。

 最近に、酒販組合で運用失敗の責任問題で訴訟になったニュースがあったが、多くの業界で破綻や解散の憂き目に遭っているようで、我が業界はまだ恵まれた方かもしれないと考えなければ仕方がないよう。

  前にも書いたが、山岡大臣が自民党の女性議員に追求されていた。献金を受けていたマルチビジネスの宣伝に加担しているようなDVDが流されているとのこ と。国家公安委員長、消費者問題担当大臣としてミスキャストとして、野田総理の任命責任にも及んだが、女性議員の「犯罪を取り締まるトップが・・・」の発 言には驚いた。

オヤジギャグで遊ぶなら、「適材適所」が「敵材敵所」になると過去に書いたが、社会には考えられない事件がいっぱいあるよう。

 山梨県のややこしい宗教団体の教祖や役員達が次々に逮捕されている。狐の憑依なんてことを出して霊感商法を行っていたそうだが、有限会社として活動していたのだから信じられない話。世の中には、そんなことに感化される弱い人も存在するのだからお気の毒。

 一方で、熊本県の玉名で発生した女子中学生の事件も悲劇である。除霊のための滝行から被害者となった彼女が余りにも哀れ。一週間ほど前、九州新幹線の新玉名駅で降りたこともあるし、過去に何回も玉名温泉に立ち寄ったこともあるから余計に感じてしまう。

 こんな馬鹿げた悲劇が二度と起きないように願いたいもの。宗教と戦争は人を変えるという言葉があるが、心霊写真などで恐怖を売り物にする悪徳脅迫商法の存在がいっぱいあるのも現実。

  過去ログで、ある家の屋根の上を飛ぶ「火の魂」を見たことに触れ、帰ったら、その家から葬儀の依頼があったと書いたが、あれから「火の魂」の存在だけは信 じている。誰もが驚くほど不思議な体験を多くしてきた歴史があるが、訪問くださる皆さんには、霊感脅迫商法の被害者だけにはなって欲しくないと願ってい る。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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