2012-05-11

ペットの不思議  NO 2925


 昨号で書いたように、関東地方で天候が急変したというニュースがあった。突風で横転した大型トラックや、あちこちで降った雹が積もっていた映像に驚いたが、竜巻の発生がなかったようで幸いだった。

  過日の竜巻被害を報じるフジテレビのニュース映像に、現地で伝える安藤キャスターの笑顔が流れて「放送事故」だという騒動が起きたが、昨年の東北大震災で もある女性リポーターが信じられない事件を起こして話題になったこともあり、マンネリの中で発生する単純極まりないミスの恐ろしさを物語っているような気 がする。

 悲しみの光景に緊張なくしては何より礼節を欠くことになる。テレビ界には勘違いをしている人達が多いようで、最近の番組に多い低俗な世界に哀れみさえ感じてしまう。

 敢えて昔の言葉で表現するなら「ゲテ」の分野となるのでは? そんな思いを抱かれる視聴者も少なくないと考えるが、それらが最近に頻発している社会の大事故の要因になっているとも強ち否定出来ないような気もしている。

 訪問している「幸せ列車」のコラムの中に、「かめかむか」さんが5月8日号でコンプリート・ガチャ」について書かれ、今日の号では「急いではいけないこと」というタイトルで自殺について奥深いご指摘で触れられていた。ご興味があれば、どうぞ「幸せ列車」でご確認を。

  さて、我が家の悪猫に昨年から疾患症状が出ており、何度か獣医師の診察を受けているのだが、そこで勧められた「餌」が一般に販売されている物の3倍もする ので驚いている。「獣医師専用の特別療法食」と表記された物だが、魚に知らん振りをする変な猫なので食生活への対応も大変である。

 メザシやチリメンジャコも食さない。前にいた猫は魚を焼く香りだけで狂ったような様子だったのに、この変な猫はどうなっているのだろうか。連休中、上述の餌が切れたので仕方なく缶詰を買って来たが、全く興味を示すことなく知らん振りだったので改めて驚いた。

 テレビのCMで「猫、まっしぐら」なんてコメントも耳ににたのに、どうして我が家の猫は?と疑問を抱くが、別段元気がない素振りも見せないので不思議である。

  猫について書いたついでに最近の葬儀で感じるペット問題について触れておこう。それは、問題が表面化しているペット葬儀ではなく、弊社が承っている所謂普 通の葬儀のことである。故人が可愛がっておられたワンちゃんに、お別れをさせたいと式場に伴われることも少なくないのである。

 不思議なことに、どうもワンちゃんとは飼い主の死に対して敏感に反応するみたいで、この部分では猫とは随分と差があるようだ。

 地方の温泉旅館に「ペットの同伴歓迎」と打ち出しているところが増え、中には専用の散歩道や温泉の湯船まで設えているところもあるのでびっくりだが、子供さんのいないご夫婦がペットを家族同様の存在にされていることもあり、こんなサービス提供が登場したのかもしれない。
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