2008-02-06

銭湯は「柚子風呂」でした  NO 2114


 予約時間が記載された紹介状を持って病院へ。運動を兼ね、少し早めに出て片道25分の道程を歩いた。

 暖かいスポーツ用下着を着込んで分厚いセーター、それにマフラー、手袋と完全な冬武装で出掛けたが、昨日より少し気温が上がっていたようで楽だった。

 健康保険証を手に一階の受付に。そこで診察券を持参してこなかったことに気付く。「ごめんなさい」で再発行をして貰い、女性スタッフに案内されてエレベーターで上へ。

 同じフロアに「循環器」「内科」「眼科」などが並んでいるが、廊下案内板の「小児科」がシールで隠され、なくなったよう。

 最近、どうも視力が落ちた。すれ違う人も3メートル程度でしか何方か分からない状態。昨秋に行ったゴルフでも、同伴者が200ヤード先のセンターにあると言うボールが全く見えず、グリーン上でも傾斜が読み辛くなって困る体験もあった。

 どうしたことか、前回に来た時とは大違いで人がいっぱい。予約時間を少しオーバーして名前が呼ばれて診察室へ。先生は若くて美人の女医さん。変な病気なら恥ずかしくて逃げ出したくなるだろう。

 症状を伝えて返された診断結果、それは「年齢に応じて平均的なレベルです」ということで問題はなく、「心配されないよう。念のために」と、軽い薬の処方箋をいただいて支払いコーナーへ。

 そこで10分ほど待たされたのだが、その間に「どこが悪いの?」と声を掛けられてびっくり。相手さんは、ある神社の氏子総代を務められる人物で、定期健診を受けに来られているそうだった。

 電光掲示板に私の整理番号が表記され、自動支払機で払い込み、お先に失礼と病院を出たが、桃谷駅近くにある薬局で<それはないだろう!?>という体験をした。

 警察病院とNTT病院に近く、JRを利用される方々が集中する桃谷駅だが、その周辺には薬局がいっぱい存在している。そんな中で入った薬局、中には白衣姿の多くの女性スタッフと6名ぐらいの先客が居たが、薬を手渡す際に掛ける言葉に驚いた。

「ど こが悪いのですか?」「症状の程度は?」「この薬ですが、副作用として」なんて丁寧な説明がなされているが、それらは副作用以外は「余計なお世話」と同時 にプライバシーの侵害ではと思った出来事。<そんなことを聞くなら別室だろう!>との疑問と怒り。幸いにも私の担当者は問題なかったが、3人ぐらいのお客 さんが「嫌~な」表情を見せられていた。

 今日のご出棺とお通夜は、珍しくも同じご宗教。弔問者の中に知人が多くあったが、強烈な冷え込みに震えながら来られたが、ロビーに入られてホッとされたようだった。

 玄関付近に立っていたら、「お願いがあります」と女性スタッフから。案内されて対応した人物は、若い男性の弔問者。黒のスーツを着用されていたのだが、「ネクタイを結んだことがない」そうで、私がその役を担当した。

 向かい合って結ぶことは簡単ではない。こんな体験は初めてのこと。後方に立ってしようかと考えたが、それではどうも難しく、前方、後方の両方に一長一短があることを体験し、やがて何とか「かたち」になり、鏡のある場所を指差して「確認を」とご案内申し上げた。

 お通夜を終え、式場を出てから寄り道をした。そこは友人の店だが、夫妻から「秋に一緒に旅行を」と誘われた。結婚40周年記念だそうで「我々夫婦でよければ大歓迎」と答え、楽しみが増えた。

 帰宅すると塾生からのプレゼントが。達筆で丁寧な手紙と共に携帯電話用のストラップが入っており、美しく輝く様々な石が結ばれ、いざという時は「身代わり」という「玉」の存在もあって手を合わせた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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