2005-08-19

イタチゴッコ?  NO 1245


 仕事で市内を走ったり、他府県への出張で高速道路を利用することも多いが、多種多様となった車のデザインに驚いている。

 運転免許を取得したのは昭和40年、当時の国産最高級車はクラウン、セドリック、グロリアだったが、現在のように何百種類から選択できる時代になるとは想像しなかった。

 最近に目立って多いのはワンボックスカー、子供のいる家族に便利で人気が高いようだが、交差点の右折時に対向車線で出合うと困りもの。後方車両が見えないからだ。

 一方で窓にフィルムを張ったくらい車も難儀、上述した同じ問題が生じるから。

 左ハンドル車は特に右折時に気を遣う。臆病と慎重をダブルで組み合わせ、絶対に安全ということを確認してから動き出す。

 地下駐車場や高速道路の料金所でも大変だ。一流ホテルの駐車場なら左ハンドル対応があるが、まだまだ大半が設定されておらず、ベルトを外して苦労を強いられている。

 ETCの増えた高速道路、待たされるパーセンテージがグーンと低くなり確かに便利。しかし昨日に書いた「イタチゴッコ」ではないが、ハイウェイカード、回数券の偽造みたいに、また新たな手口の犯罪が登場してくるような気がする。

 帰社してから依頼されていた原稿を打ち込んでいるとお客様が来社、10月に大きなカラオケ大会が行われるそうで、そこに出場される一部の方達が弊社のシーンで「本番に臨む練習を兼ねた企画を」と切望された。

 スタッフを呼んで9月のスケジュールを確認したら大変、<よくもこれだけ!>というぐらいびっしりと詰まっている。塾、総会、研修会、食事会、お母さんと子供の料理教室、恒例のコンサートの他にチャリティ・コンサートも入っていた。

 この数日、多くの方々がシーンのホール見学に来社された。皆さんが高質な音響と照明設備による会場空間に驚かれた。<葬儀社レベル>と勝手なご想像をされておられた人が多いようで、合理的に構築したシステムが想像以上の評価を頂戴しているみたい。

 口コミというのは恐ろしいもの、噂を耳にされたミュージシャンの方の問い合わせも多い。ロックグループも数組あり、申し訳ないがお断りした。

 決して区別している訳ではないが、シーンでは上品で上質な音楽に活用願いたいもの。何よりご近所に迷惑を掛けたくないと思っているし、空間内の反響からすると楽器が限られてくるから。

 来月に三味線のコンサートがあるが、先週のヴァイオリンと同じで音響なしでも可能だから。そこでドラムを叩いたらお客様が大変だ。

 さて、アメリカに在住する娘家族のHPを開いたら星条旗のことが書かれていた。週に数回「半旗」の光景があるとのことで、その州出身の軍務に就く人達が戦死する度になっているのだろう。

 そこには「家族」が突然「遺族」になった悲しみがある。戦争とは愚かな人間が行う悲劇、テロも戦争もイタチゴッコの延長とも言えるだろう。

物騒になってきた我が日本の社会、アメリカのように銃社会にならないことを願っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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