2005-06-23

ちょっと限界を超えて  NO 1195


 昨日の塾終了後からひどく咽喉の痛み、<<少しだけなら>と久し振りに飲んだビールが影響したようで、アルコールは消毒効果とならなかったみたい。

 今日の朝、ますます強い痛み。診察を受ける時間の余裕はなく、医院に飛び込んで奥様からトローチだけ頂戴した。

 会社に着いてすぐに12分間バージョンのナレーションを打ち込む。出来上がると同時に車で式場に向かった。

 途中で小雨が降ってきた。午前中のご葬儀は全天候型の式場なので安心だが、午後に担当するのがご自宅葬。<降らないで>と祈りながら式場到着。

 待ち構えていたスタッフの誘導ですぐに本番体勢。お寺様の控え室から始まって開式前の決まり事を進めていった。

 弔電のチェック、噛みそうな電文が1通ある。外国の大使館からのものだが、肩書きが普通でないほど長く何処で区切るのがいいかと悩んだ。

 故人は「柿」がご好物、ご家族の皆さんがあちこち手を尽くされてもご入手できなかったらしく、弊社スタッフの情報網が役立ったようで、昨日の内に帰宅途中の社員が入手、たった3個だけだったがご遺族へプレゼント申し上げた。

 時間通りに進められた葬儀、ご出棺を見届けて次の式場へ。車で40分以内に到着しなければならない。こんな時、安全な抜け道作戦が功を奏する。33分で到着した。

 車を停める予定の幹線道路、そこに常務が待ち構えており、ご出棺の方向を確認してからバスやハイヤーの待機場所変更を命じた。

 2軒の家がつながって行き来できるご自宅、土間から畳の部屋への段差が高く、ちょっと変わったルートでお寺様にお入りいただくことに。

 このご葬儀、私が火葬場に随行となったが、帰路の車内で熱っぽく感じる。<風邪?>と思いながら、朝から何も食していないことに気付く。

 スタッフも全員同じ、お寺で行われるご葬儀のスタッフも時間に追われている筈。今日から明日は、それぞれが分刻みで行動することを余儀なくされ、何より体調を心配する。

 夕方、会社に戻ったら一気に疲れが。明日の進行も私が担当しなければならないお客様。そこで決断してタクシーで自宅に戻りお医者さんへ。

「いい加減にしなさいよ。肺炎にならないのが不思議と思っているのよ」と奥様が。先生のご判断から点滴タイムでちょっとだけ休めた。

  明後日は土曜日、午前中はお母さんと子供達の料理教室が弊社で行われるし、夜はコンサートが待っている。この体調では<司会を任せるか?>なんて思いも抱 き始めた今日の夜だが、お通夜担当のスタッフ達のことを考えながら、頂戴してきた薬の効果を感じ出したところでもある。

 こんな場合は銭湯のスチームバスだが、行こうと思ったらピンポーン。遠方のお通夜から戻った役員が、故人の取材原稿を持ってきてくれていた。

 どうやら耳鼻咽喉科へ行かなければならないかも?

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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