2005-10-16

お気に入りから?  NO 1302


 日課で訪問している「出たとこ勝@負ログ」さんのブログ、そこに記載された2005年度イグ・ノーベル賞の受賞者名の誤表記、何と受賞者のご実兄からご指摘のコメントがあったそうでびっくり。

 過去を振り返ったら、私なんて誤字脱字以外に山ほどミスを犯している。数号前で「空飛ぶ水冠」さんのことを「文芸員」と紹介していたことに気付いて赤面。正しくは「学芸員」だが、文面の素晴らしさに「文芸」の文字となったのだろう。訂正してお詫びを申し上げる。

 上記のお二人の世界は「リンク」のページから接続されていますのでご訪問くださいませ。

 さて、最近のベストセラーの中に「お気に入り」の言葉。イギリスの自己啓発書だがロビン・シーガー氏の『今日は残りの人生の最初の日』というタイトルと次のコメントだ。

『したこと』は悔やまず、『しなかったこと』を後悔しよう。出来ると信じたことは、必ずできるから。

 今、楽天の三木谷社長や村上氏の行動で社会が騒がしくなっているが、今日の毎日新聞朝刊の「余禄」で紹介されていたアメリカの第三代大統領の語録も目に留まった。

『新聞なき政府か、政府なき新聞か、そのいずれを持つかの決断を迫られたならば、私は一瞬のためらいもなく後者を選ぶだろう』

『真実も新聞という毒された器に入れると怪しくなる。新聞をまるで読まない人は、読む人よりも真実に近い』

 どちらもジェファーソンの言葉だが、身を置く立場で物事に対する捉え方に変化が生まれるのは世の常、何でもありの社会情勢は、予想外のメディア世界にも嵐をもたらしたようである。

 余談になるが、どこかで面白い「文字変換」の特集をやっていたと記憶があるが、今「社会情勢」と出てくる筈が「釈迦異常性」と出てきたのでびっくり。私のパソコンのユニークな転換に「言い得ている」と拍手したい気持ち。

 今日は会社で地域の子供達が廊下でワイワイ、お母さん達との催し物があり「有り難う、またね、バイバイ」と帰って行ったが、ふと新聞の広告欄にあった「どんぐりの図鑑」「ひっつきむしの図鑑」という文字が目に入った。

 ハイテクやファンドとやらで錬金術を駆使してこの世に生きる人達、こんな人達には「どんぐり」や「ひっつきむし」の研究なんておそらく無関心だろう。世の中には、そんな素朴な研究で生涯を過ごされる人が存在することも知っておきたいもの。

 昼間の雨が続いている。午後から2階のホールで研究会も行われていた。地域団体のご利用だが、雨の中を多勢の方々が参加され、スタッフによるとマイク3本のセッティング要望があったそう。

 明日からいよいよハードな週の始まり。消費者団体の講演資料の作成も待っている。葬儀、仏前結婚式、披露宴、講演、出張、コンサートと、頭の中の引き出しが混乱しそうだが、すべてが「ご仏縁」であり尽力しよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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