2004-01-01

??004年1月1日   NO 654

新しい年を迎えました。今日1月1日は、誰もが知る「太陽暦施行の日」。そんなところから写真は、美しい地球のイメージを掲載しました。

 これは、日本トータライフ協会のメンバーたちが日々の仕事の中で、深い悲しみにくれられる方々へプレゼントを続けている「星名国際登録」のアイテムのひとつで、この他に立派な「登録証書」と「星座図」「登録カード」があります。

 故人のお名前が命名された星として、ご命日に関係する星座の中から選出された輝く星ですが、悲しみの遺族への癒しにつながるプレゼントとしてお喜びいただいております。

 この星のプレゼントは、多くのドラマを誕生させることになりました。そのいくつかは今後の「独り言」で書きたいと思っていますが、愛や友情、そして「絆」の大切さをいつも感じることとなっていますので、世知辛い世の中の「あたたかい」実話物語をお楽しみに。

 そんな大宇宙に存在する美しくて小さな星である地球、そこに生きる人間は愚かな戦争を繰り返しています。昨年にイラク戦争があり、自衛隊が派遣される状況にまで至っていますが、年末にイランで大地震が発生し多くの犠牲者が出ています。

 それは、地球上に存在する人間に、自然の恐ろしさを知らしめるかのような出来事に思えてなりませんし、統治、治安に軍隊を派遣するよりも、救援に出動する姿こそ「人」の社会であると考えてしまうのです。

 今日、新年の明けを向かえ、自然災害や戦争で犠牲になった方々に、まずは心から手を合わします。

 さて、除夜の鐘のお手伝いだが、多くの「お塔婆」を焚き上げさせていただいた。

 それぞれにご命日と戒名などが筆書きされている。中には私自身が葬儀を担当した方々もおられるだろう。鐘の音を耳にしながら火に包まれる「お塔婆」を見ていると、感慨深いものがある。

 これから何回お手伝いが出来るのだろうかと思うと一抹の寂しさを覚えたが、人の世の平穏を祈念しながら有意義なひとときを過ごした。

 除夜の儀式が終わった時、ご住職が「お塔婆も地球環境からすると問題でしてね」とおっしゃられたことが印象に残った。

長い伝統文化に培われた宗教儀礼さえも時代と共に変革を余技なくされる事実、それは、思い出した中国の柩のための森林伐採問題につながり、「過去」「現在」「未来」という言葉が過ぎった瞬間でもあった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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