2004-01-26

冬の怪談   NO 681

今日は「文化財防火デー」だそうだが、掲載した写真は全く関係のない「猫」。

過日に2匹の猫や「猫ちぐら」の写真を掲載した際に書いたが、短い期間だったが弊社のスタッフたちが面倒見ていたパンダ柄の猫。撮影したのは1年以上も前、今では私の自宅にいるがとんでもないヤンチャな猫だ。

 動物の中で猫は十二支に含まれていない。これには様々な説があるが、中国では隋や唐の時代の墓誌にも動物絵柄が刻まれているそうだし、ベトナムなど東南アジアにも十二支と同じような存在がある。

 日や時間の基になる「十二」に因んだものだが、猫がなぜ入っていないのかを調べたら、どうも漫画チックな物語が多くて流し読みに終わってしまった。

 猫は「猫化け」という怪談話が多く、囲碁の勝負で化け猫事件に発展し有名になった鍋島藩物語もあるが、どうも主人の敵討ちという設定となっている。

 そんなところから<化けられたらたまらない>と可愛がっているが、暗い中で光る目の色には不気味な感じがしないでもない。

 さて、寒い真冬に反して夏向きの怪談話が登場したところでゾッとする話題。

 弊社が加盟する日本トータライフ協会、その北海道のメンバーが発信しているコラムに、お寺さんがご体験された恐ろしい話が掲載されていた。

 それは、正しく「幽霊」という物語だが、お寺さんが法話でされたのだから信憑性が高いもの。ご興味があれば、弊社HP内のリンクから「苫小牧市民斎場 めもりあるトピックス」をご訪問ください。

 昨夜の冷え込み、お寺で行われた通夜の司会を担当したが腰がジンジン。ついに整骨院に行かなければならなくなった。

 腰を庇って歩く姿、それはまるでペンギンスタイル。足の筋肉がキンキン。

 「ちょっとしばらく通ってください」と指導を受け、明日から続けるつもりだが、銭湯の電気風呂に行けなくなった事情もある。

 それは、整骨院で施された腰へのテーピング。ド派手な真紅色であり、とても人前で見せられるものではなく、しばらく狭い自宅風呂で我慢をすることにした。

 そんな中、つい先ほど私の知人の訃報があった。多くの方々に人望があり、いかなる場合にもインテリジェンスが光る方だった。

 何度かゴルフをご一緒したが、広島県の八本松でのラウンドが懐かしく甦ってくる。

 担当スタッフに「特別にね」と頼んでおいたが、司会はどうしても私がつとめたい。東京への出張を1日だけ変更することにしたが、「いい人って、どうして早く亡くなるの?」 また、そんな問い掛けをする夜となった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net