娘が家族３人を殺害して自殺したニュースがあったが、祖父が幼い孫を殺害した事件が昨日に報道され、今日は孫が祖父母を殺害したというニュースがあって衝撃を受けた。

　何かがおかしい社会、過日の高校生自殺問題やこれまでに多いいじめを原因とする自殺など、その背景には秘められた社会の荒んだ問題の表面化があり、その要因の一つとして「命の教育」の欠如があるように思えてならないこの頃である。

　それぞれの事件が示唆している本質を分析するのも重要だが、評論家や専門家と称される方々の一辺倒の発言を聞いていると解決に至るヒントにもならないような気がするのは私だけだろうか。

　事象というものは何かを訴えていると言う説があるが、それからすると「ボーイング７８７型機」の一連のトラブルもそうだし、今朝も高松空港に緊急着陸をしたというニュースに驚かされた。

鳴り物入りでデビューを果たした最新型機なのに、今年に入ってから次々に問題が発生しており、もうしばらくは「７８７型機」を利用する乗客が激減することだろう。

　 我が大阪の知事と市長がカジノ構想に積極的と報じられていたが、それで地方行政の財政が潤うという発想は短絡過ぎるし、如何にも両氏らしいとも思える構想 である。そこに生じる負の問題も考えるべきで、他国の都市が成功しているからとの単純発想での行動は日本国内には合致しないと考えたい。

　総理大臣が経済活性に向けて積極的に発言行動されているが、カジノ問題は確かに建設、雇用、インフラ整備などに効果が期待出来るが、将来を見据えた政治家の発想としては貧しいレベルだし、かつて遠い昔に御堂筋を発想した「関市長」とは雲泥の差があるように思える。

　 今、宮崎県が東国原バブル崩壊で窮地にあるとのニュースがあった。知事として活躍していた時は有り難かったが、去って行った後は閑古鳥という実態なのだろ うが、彼が都知事選に落選し、維新の会で国会議員の一員として活動している一連の行動は、それこそ「芸人」そのものであり、我が大阪市長は、そこに一線を 引いて欲しいと願ってしまう。

　桜宮高校の事件に関し、喪服でご遺族に謝罪の行動をされ、体育科の入試を普通科に変更するべきと発言し、教育委員会との意見が異なっているようだが、これまでの行動がどこかの議員のようなパフォーマンスでないことを信じたい。

　そうそう、前政権で代表戦に出ていたテレビ出演大好きだった人物だが、党内で揶揄されるように命名されたニックネームがラグビーボールで、どこに向いて転がるか分からないからだったと知った。