2011-09-08

今度は地震が!  NO 2687


 台風12号が去ったと思ったら、もう14号が発生している。北海道の日高地方にも記録的な大雨を降らせた上に、少し前には震度5強という大きな地震が発生。数日前にも同じような地域で地震が起きていたが、本当に日本の国は地震が多い。

 先月下旬に孫達が北海道で夏休みを過ごしていたが、飛行機が嫌いでなかったら追いかけて行きたかった思いがしていた。

 ロシアで旅客機が墜落、沖縄から羽田へ向かっていた日航機が副操縦士のミスが原因みたいで急降下、客室乗務員二人が負傷したというニュースもあった。

  毎日次々に事故や事件が起きるもの。マスメディアは興味本位的なニュースを報じているだけではなく、防災、防犯につながる社会性を重視して欲しいもの。テ レビでつまらないお笑いやバラエティ番組ばかりでは、誰かが言われて話題となった「一億総薄痴化」の危険性もあるだろうし、今や「何でもあり」という社会 状況に憂いを覚える人達が少なくないだろう。

我が大阪を選挙区とする辻元議員が民主党に入るというようなニュースが流れた。彼女は誰もが知るように、社民党を離脱した人物であり、その際に副大臣の席から離れるのに涙を流して「駄々子ね」をしているような印象を日本中に与えた女性である。

 当時の大臣は前原氏だが、大臣室で握手をして去る時のニュース映像は本当に情けなく感じたものだし、そんな彼女を受け入れる民主党の行動も理解し難いことである。

 一方で、田中真紀子議員が国会の外務の要職に就任したのもびっくりで、今は亡き偉大な父である元総理を落胆させないようにと願っている。

  企業にあっても法律を遵守するのが何より大切。国家間の外交問題を「超法規」で済ませるなんて職務「放棄」であり、中国漁船の衝突事件の前原大臣、そして 北朝鮮指導者の長男が偽造パスポートでディズニーランドへ来ていた事件で、出国させてしまった当時の外務大臣田中議員の姿勢は、何とも情けない決断で、全 てをオープン化させて相手国家とやりあい、それから放免ということがなぜ出来なかったのかと疑問を禁じえないところである。

「私が腹を切ります」「私が責任を取ります」と大臣の独断で行動すれば英断になっただろうし、そうするべきだったというのでは後の祭りという現実であろう。

 間違っていることに「間違っている」と言える人物でなければ国は動かせず、新しく就任された防衛大臣のような頼りない発言となってくるようだ。

 政治家が自身の利益第一という保身に執着しては、国民の幸せはない。少なくとも不幸でないような「国づくり」に取り組んで欲しいではないか。

 野田内閣の先行きは大変だろうと予想する。院政みたいな行動に出て来る重職が周囲にいっぱい存在するし、信念に支えられる余程のパワーがなければ務まらないかもしれないが、鳩山氏や菅氏から比較すれば光っているような気がするので期待したいものだ。

 我が大阪府も一員だが、カジノ構想をぶち上げる議員活動が腹立たしい限り。そんな利益で税収が増えるという発想があまりにも情けない。最近は、パフォーマンスだけの知事や議員が多いようだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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