2006-05-15

味覚がぼちぼち  NO 1505


 銭湯でラムネを飲んだと作号で書いたが、今日は「みかん水」を飲み、小学生の頃を思い出してきた。

 当時の映画館でラムネが10円、みかん水は5円。不思議なことだが近くに7件も映画館があり、洋画の3本立てが人気でよく観に行った。

  洋画専門がパーク劇場、その隣に生野映劇、猫間川筋に電気館、桑津北口に敷島東宝、田島にことぶき座、林寺に生野東映、そして弊社から西へ200メートル の所にも存在、これらすべてが私の自宅から1キロ以内にあったが、今はマンション、モータープール、スーパーマーケット、コンビニなどに変わってしまって いる。

 テレビが登場しつつある頃で映画の人気が高かったのだが、現在の生野西の地域に芝居小屋があったのも鮮明に覚えている。

  学校から家に帰ると仕事が忙しく、我々子供が邪魔になっていたみたいで、「映画にでも行って来い」と小遣いを貰って喜んで行っていたお陰で勉強をせず、頭 の悪い人間に育ったのだが、シナリオ、脚色、キャスティング、音楽などに興味を抱き、それが現在の仕事に大きな影響を与えてくれたことも確かである。

 今、九州への出張予定と東京のホテルでのお別れ会が入っている。どんなプロデュースをするかにしても情報入手が少なく、現地在住の協会メンバーや塾生の皆さんに協力を依頼しようかなと考えながら、まずはキャスティングから始めている状況。

 現在、私は半分隠居みたいな立場。無理をすればいざという時に間に合わず、マイクの世界のオシャベリパワー蓄積のために温存中というところ。

 ある塾生からのメール、気合を入れて細やかに描いたシナリオが功を奏し、それによって生まれた会場空間に居る自分に鳥肌が立ったという感想体験を書いていたが、そんな仕事が出来ればプロ冥利ということになるだろうし、ご苦労様と労いの言葉を送りたくなる。

 講演の予定も入っている。また車で走行しなければならなくなる。もう2ヶ月も運転をしていないが、エアコンも夏バージョンに切り替わる時期、いつものモータースに点検をお願いしようと思っている。

 入院中の夢の中に出てきた北海道行きのフェリーは無理だが、ぼちぼち冬眠から覚める時期であることは確か。「ほどほどに」と指導されたお酒もちょっと飲んでみようとも考えているが、血液検査の結果で指摘された「ビールはダメ」は遵守するつもり。

 今日、友人のレストランで退院後に初めてアイスクリームを食べたが、バニラって、こんなにおいしいもの?と、感慨一入だったことも味覚の変化であった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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