2006-05-10

ラッキーの実感!!  NO 1500


 この「独り言」だが1000号の時、その記念にと弊社「シーン」で6時間セミナーを開催し、その後の「塾の開校」という流れになったが、あれから500号とは感慨深く、明日は偶然の1500号記念みたいな「えにし」から講演に行く。

 ちょっと遠方だが「午前5時半に迎えの車を」というお電話が主催者からあったそうで、今晩は夜更かしを止め早めに就寝することにしようと思っていたがダメだった。

 講師の指名を頂戴したのは随分前だが、今回の入院、手術はその時に予想もしなかったことで、何とかキャンセルせずに担当出来ることになってホッとしている。

  大層な名称である「久世塾」で伝えたかったのは、技術の訓練は難しくないが、人格の教育は難しいということ。塾生自身が何かに目覚めて自分を磨くことにな ればと願っていたが、彼らの発信するブログやメールから明るい兆しを感じているので嬉しい限り。一方で、彼らから教えられることも多くて震えもある。

 成長が始まれば悩みがグローバルになるのも世の常だが、せっかく与えられた人生、悩みが多いのも「有り難いこと」と考えると楽になることだけは確かなよう。

 今日も整骨院で院長先生の治療を受けたが、両足と両手をお湯の中に入れて心地良い時間の流れ。その間に壁に貼り付けられてある医学情報や健康標語、人生訓などを読むのも面白いし、先生達と患者さん達との会話も大いに勉強になる。

 仰向けになって先生の治療中、鎖骨の下側部分を押さえられたら痛みが強く、「どうして?」と質問をしたら「首と肩のこりがひどくなると前に出てくる」とのこと。そんなことを知ったのも初めてだが、また昨日より少し楽になった感じがしている。

 整骨院まで自宅から30メートルの距離、お医者さんは真向かいで玄関まで10メートルという便利さ。このお医者さんが開院されたのは一昨年だったが、それまで他区にあるクリニックに通っていた。

ずっと通いながら早くから高血圧と動脈硬化が指摘され、手足の血圧測定で血管年齢を計測されてびっくりする高年齢と言われたこともあった。

<?>という自覚症状から真向かいの医院で病気発見に至った訳だが、上述のクリニックで疑問を抱かれなかったことが不思議でならず、この「独り言」をご笑覧くださる皆様に是非、腹部と胸部のエコー診察を受けられるようにアドバイスを申し上げる。

「先生、腹部で何やら動悸を感じるのです。看護師の社員に『すぐにお医者さんへ』と言われて来たのです」と訴えてエコー診察室に入ったのだが、5分も経たない内に「動脈瘤です。自分で気付くなんて珍しいよ」と言われた時の衝撃は強烈だった。

  そんなことから命拾いをした私だが、世の中に「破裂」から多くの方々が命を失っている事実がある。何度も書いた「病気と寿命は別物」という言葉に間違いは ない。高血圧の方、動脈硬化と言われた方、喫煙をされている方、偏食タイプの方、こんなことが思い当たる方は明日にでも診察をどうぞと勧めたい。

 前述のクリニックの先生に2週間毎に診察を受けていたが、その度にベッドの上で腹部の触診をされていたことを覚えている。診察機器の有無や運、不運で寿命が左右されることも現実のよう。今日、ある本を読み、自分が信じられないほど幸運だったと気付いた次第。
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