2006-05-05

スタッフに感謝!  NO 1496


 昨日、お通夜の式場に行ったお客様、今日は私が進行を担当することに。お寺様を定刻にということで「奉儀」を10分前から始めた。

 お人柄が偲ばれるような穏やかな春の日差しの中、多くの方々が手向けられたお香の薫煙が、鮮やかな葉桜を撫でるように漂っていた。

 代表者焼香の最中にハプニング、音響システムの問題発生。そこで式場の外側で肉声でと行動しようとしたら復帰した。

原因は電源の差込口、幕の裏側にあり見えない部分。ご着席されていたご親戚の方が触れて外れてしまったよう。原因を早く究明することが出来てホッとした。

 ご親戚のご人数が多く、ハイヤーの他にマイクロバスが2台。そこで私が霊柩車の助手席に乗り火葬場まで随行することに。

 運転手さんが出棺時のコメントを聴いていたそう。「聞き惚れました。あんなオシャベリって、どうしたら?」と訊かれたが、孫を持って爺ちゃんになったら出来るよと答えておいた。

 私の入院は業界にも広まっている。久し振りに顔を会わせた斎場のスタッフの皆さんから「お帰りなさい」「大丈夫ですか?」と言葉を掛けられたが、そんな会話を耳にされたご親戚の方が不思議そうな表情をなさっていた。

 読み上げた50数名の親族焼香順位帳、開式前にどんどん増えて順番がややこしくなった。こんな場合は自分が分かり易い印を書き込み対処する。進行中に代表者順位の追加や変更がかなりあったが、この部分は互いの「印」が決められておれば緊急でも問題がない。

 今年の選抜高校野球の入場式、そこでプラカードを手に選手を先導していたのが故人のお孫さん。それを大層お喜びになっておられたそうだが、人生の思い出の1ページを間違いなく飾られたことだろう。

 帰社すると事務所内がパニック状態、時間制約のある作業が山ほどあり、担当スタッフが泣きそうな表情で頑張っている。

  出掛けていたスタッフ達が順に帰社して来た。設営関係の社員達が退社した頃に遠方に出張中のスタッフから「東名が大渋滞、抜け道は?」と電話があり、ネッ トで調べて豊田ジャンクションから伊勢湾道路で四日市に入り、そこから名阪経由でとアドバイスをしておいたが、日付が変わってから帰社すると予想してい る。

 残業の社員達には気の毒だが、銭湯へ行くことから先に帰宅。「子供の日」恒例の菖蒲湯に入ってきた。

 今日の発声で気になった部分を湯船の中で鍛錬、私以外のお客さんが一人だけ、それも離れた場所だったので助かったが、音階発声の微妙な狂いを感じている。

 上がって体重を測定したら予想通りで800グラム減少、また60キロを切ることに。明日、明後日がハードなスケジュール、無理にでも食事をしなければならないよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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