2006-05-04

徐々にですが  NO 1495


 二日ほど前から両足が筋肉痛、何でそうなったのか心当たりがないので不思議だが、これも運動不足が原因と推測し、ちょっとパワーアップで自転車のスピードを上げたら余計に痛くなった。

 様々な仕事が重なりスタッフが大変、予定外にお通夜に行ったが、喪主様も予想されなかった多くの弔問者数。焼香が始まる前に会社から予備の返礼品を持って来させたのが正解だった。

 花いっぱいに飾られた祭壇の側に立派な賞状と三味線が置かれている。それを拝見しながら外に出て弔旗を確認したら弔問者が多いことが予想出来る。そんな配慮も大切だと説教も。

そんな時、「大丈夫か?」と、地域役職のトップの方からお声が。この地域では私の病状について別れる情報が流れていたそうで驚いた。

 ひとつは「軽い手術」でもう一つは「重病説」だが、横から別の役員さんが「みんなを送ってから逝ってくれよ」と言われて苦笑した。

 遅くまで残業しているスタッフの存在を考えると申し訳ないが、日課の銭湯だけは欠かせずに抜け出した。

 今日の温めの湯船は「紫紺」の湯で紫一色。江戸時代の外科医として有名な華岡青洲が火傷薬として重宝した「紫根」だが、今の私には何よりの湯治療のような気がした。

 帰路に会った知人、彼のお父さんが赤十字病院に入院をされているそう。「何階に?」と確認したら私が居た階のすぐ上の階。赤十字病院は5月1日が創立記念日で、その日は緊急以外の手術はないと耳にしたが本当だろうか。

 銭湯から帰宅すると机に座ってストーブを入れるのが現在の日課だが、すぐに二匹の猫達が足元にやって来て寝そべる。その態度に警戒心は一切なく「我輩は猫である」という言葉を彷彿させ、見る方も幸せな気持ちになって来る。  

 そうそう、今日の銭湯で嬉しいことがあった。50キロ代だった体重が退院後に初めて60キロ代になったから。明日になれば、また戻ってしまうかもしれないが、久し振りの喜ばしい事実であった。

 今週は仕事のスケジュールがいっぱい。来週は講演の予定が入っており動き出すが、懸念していた「体力」という問題が何とかクリア出来そうで安堵している。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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