2006-07-12

病んだ社会?  NO 1563


 会社の部屋に入ると郵便物がいっぱい。その中に大企業の社長からの手紙が。<!?>と思って開けたら役員就任挨拶で、私の同期生が専務執行役員に就任していたことを知った。

 役員の人数だけで30数名、そんな中で重責を担う彼の姿を思い浮かべながら<団塊世代、ガンバレ!>と、健勝と活躍を祈念する。

 塾生達からの手紙やプレゼントもある。先日のセミナーに対する丁寧な礼状に恐縮、受講者達の今後のスキルアップを期待しながら、彼女達がレベルアップを求めて大阪へやって来ることがあれば楽しみだし、弊社の超高音質の音響設備で喋らせてあげたい思いを抱いている。

CDやDVDも届いている。中に塾生が司会を担当した仏式と神式の大規模葬儀が納められてある。細かい分析については後日のメールということになるが、それぞれが真剣に司会に取り組んでいる姿勢が嬉しいこと。

 そんな心地良い気分を打ち壊してくれたのが、今日の毎日新聞夕刊の一面トップ記事。何と我が生野区のことが出ているではないか。

「生野区長に裏交際費」「地元団体 年50万円『慣行』」「大阪市、実態調査へ」とあり、識者の意見として同志社大学の教授が「公私混同だ」と指摘されていた。

 その記事の下は「メタボリック症候群」が話題に。「男85センチ厳しく」「女90センチ甘過ぎ」なんて見出しがあって「ウエスト基準 異論続出」とある。

最 近に気になり始めた私のウエストだが、身長と体重のバランスで計算するのもはっきりとした根拠がないとも聞いた。記事によると東京大学、九州大学、札幌医 大、大阪大学などそれぞれのデーター数字にバラツキがあるみたいだし、結びのところで「海外の診断基準はいずれも男性より女性の方が小さいのが一般的だ」 とあってややこしい。

いずれにしても高血圧や高血糖値には気をつけたいが、定期的な血液検査で自分のデーターを理解するのが寿命の基本のようではある。

 ニュースを観ていたらインドで列車の爆発事件が多発しているとのこと。解説によると宗教絡みが背景にあるようだが、独裁者と宗教ほど恐ろしいものはないと歴史が物語っている。

国 家の指導者や宗教者は、人を不幸でないように導くのが仕事。それがどうして反することを繰り返すのだろうか。社会は確実に病んでいる。小学校から大学まで 「命の教育」を考え直すべき。「誕生の喜び」と「死の悲しみ」知らずして教育はない。我々葬儀に携わる人間が講義を担当することも必要では、なんて思い始 めた昨今だが、生徒だけではなく、先生と親の教育をどうするかが大変みたい。

 そこで結論として出て来るのが私の口癖、「被害者になるな、加害者になるな」しかないのである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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