2006-09-25

文化の相違?  NO 1638


 日付が変わるまでに大阪に戻った。約50時間の行程で1650キロを走行してきた。

  秋の交通安全運動実施中、最近に目立って多い飲酒運転の恐ろしさが募ってくる。対面通行で「もしも相手が飲酒運転で突っ込んできたら!>いうような思いが どうしても過ぎってしまう。バックミラーに見えるスピードの速い車に<飲酒運転では?>なんて考えると疲れの度合いがアップする。好天に恵まれた九州道、 中国道は、事故に巻き込まれないことだけを考えながらハンドルを握ってきた。

 偲ぶ会やお別れの会が全国のホテルで行われるようになってから多くの総支配人やオーナー、そして女将さん達と知り合ったが、九州内のホテルでちょっとした問題が発生していることを知った。

 これは、決して隣国を誹謗中傷するものではないが、やはり文化の相違は否めないよう。そんな現実的な体験をすることになったので紹介を。

 観光地の多くのホテルが旅行会社と提携し、中国や韓国の旅行者を歓迎しているが、日常生活に関する国民感情の異なりはどうにもならず、日本人のお客様の不評が出ないようにそれぞれのホテルが工夫を凝らしている。

 大浴場内に於けるマナーに驚きを感なじることもあるが、最も顕著な例が朝食のバイキング。大ホテルで韓国、中国、日本人用と3箇所に分けてルームをセッティングされているところが増えてきているのである。

  ホテル関係者によると中国の人達が最もひどいらしい。食べ散らかした状況は想像を絶する光景があり、<嘘だろう!>と唖然とすることが日常茶飯事の如く起 きているとのこと。過去に何度かそんな状況を目にしたが、恥の文化を重視する日本人にはとても理解出来る世界ではないことは確かである。

 割烹をやっている友人にも何回か聞いたが、中国人のお客さんが多く、開けた扉をそのまま放置するのが当たり前。<誰かが入ってくるの?>と思ったら誰も来ず、これも彼らの常識の範囲内となっているようだ。

 冬の寒い日、その店のカウンターに座っていて彼らがやって来たら大変だ。寒い、暑いで他人のことは気にならないようで、我々日本人が最も理解に苦しむもの。同席していた日本人がただ泣き寝入りをしてる現実に一抹の寂びしさを覚えてしまうところである。

  久し振りに「空飛ぶ水冠」さんのページが更新されていたが、彼女は典型的な日本人。それこそ<平安?室町?>なんて優雅な時代の雰囲気を感じてしまい、日 本の美学と文化を学ばせていただいている。ご興味があれば、司会・進行「久世栄三郎の世界」のページにリンクされていますのでご訪問を。
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