2006-09-15

正装でしたよ?  NO 1628


 早朝より近所の喫茶店に行き、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいると知人がやって来て私の席に座った。彼は、過日に講演を依頼してきたことのある人物だが、受講者から大好評だったので「もう一度」という依頼を提案された。

 前回は自宅まで迎えに来ていただき、遠方の会場までご一緒くださったが、私の提案は弊社の本社式場を会場にされたらということ。高レベルな音響設備の効果で、はるかに伝達力がアップするという作戦からである。

 さて、訪問が日課となっている数々のブログ、<よくぞこれだけ!>というパワーを感じる内容も多く、間違いなく「1000号」に到達するというページも幾つかある。

 一昨号で紹介申し上げた「出たとこ勝@負ログ」さんのブログもその中のひとつ。何よりタイムリーな内容に毎日驚かされ、その視点の鋭さに感服しながら「名コラムニスト」に拍手を送っている。

 昨日の号では「子供のキレる」問題、今日は「月形半平太」のネーミングが登場し、話題の配信サービスのことがエントリーされていたが、子供の問題についてコメントされた方のご意見が素晴らしく、久し振りに「躾」の文字を目にさせていただいた。

  中央道で大事故、恵那トンネルから少し長野県よりのところだが、何度も通ったことがり、更埴ジャンクションのカーブと共に<怖~い!区間>と感じており、 他人事でないような思いを抱きながら被害に遭遇された方々に手を合わせ、それぞれの地で行われる悲しみの儀式の光景が目に浮かんでしまう。

 相変わらず飲酒運転問題が論議されているが、「厳し過ぎる」なんて意見もあるみたいだし、過去に事故を起こしていた和泉市のオエライさんのインタビューで「公務員はストレスが」という発言に思わず愕然、すぐに運転免許証を変換するべき性格だと感じてしまった。

 テレビのコメンテーターが「酒を飲んだら車は凶器」と言っていたが、これもおかしな意見。車は酒を飲まなくても走り出したら停まるまで凶器であり、そこに運転者が酒によって「狂気」になるから恐ろしいのである。

  最近の新聞の黒線の入った訃報記事に「動脈瘤破裂」や「動脈瘤解離」という死因が多いような気がしてならない。今日のNHK放送のプロフェッショナルでも 脳外科医が驚くような脳動脈瘤の手術光景が映し出されていたが、その技術を裏付ける医師の信念に感服。「プロフェッショナルとは?」との質問に答えられた お言葉が、<えっ!>と思うように私の哲学と重なって心から嬉しい心情を抱いた。

 今春の入院時に脳血管の検査もしていただいたが、幸運にも脳内に問題はなく、手術しなければならなかった場所も、心臓から離れた腹部であったことがどれだけラッキーだったかを改めて知ることになった。

 病気の根源は血液だそうだ。日常生活で無茶をすれば必ず血管に関する病気に気をつけなければならないよう。今日も大手術を受けた知人と会ったが、「病気と寿命は別物だ」と言い切るようになった変化に驚きが。

彼に血液検査を勧めたことから病気の発見につながり、手術を経て助かったのだが、酒も飲めるしゴルフも出来ると大喜び。私に向かって「命の恩人だ」と言ってくれたが、隣に座っておられた奥さんから「有り難う」と言われ、「よかったね」と涙が出てしまった。

  この号を発信する前に日課のブログを訪問したら、ある塾生のページで仲間のお母さんの葬儀を手伝った際のことが書かれてあったのだが、葬儀当日にホテルに 迎えに行ったら私がタキシード姿で待っていたとありびっくり。誤解のないようにこちらで訂正しておくが、あれはモーニングの間違いである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net